はじめまして。柏生まれ柏育ちの石井雅子と申します。
編集者・翻訳者であり、箏(こと)・三味線の奏者。今年から、地域のコミュニティに関わる仕事もしています。
実は私、つい最近まで、柏に全く興味がなかったんです。
しかし、ディープな市民活動家の両親が、2015年前後に相次いで他界したことによって、彼らが愛した柏を見てみたくなりました。
そして、昨年度かしわインフォメーションセンターに勤務したことで、地元の歴史にどっぷりはまり…。
本年7月、自転車で歴史スポットをめぐって動画撮影をおこなう「ちゃーりんぐ柏」というプロジェクトを立ち上げました。
柏の歴史ロマンにはまっちゃうかも?
柏には歴史がないという声も聞きますが、そんなことはありません。
庶民のヒーロー・平将門ゆかりのスポットもたくさんあり、中世の城跡もわかっているだけでも30か所近くあるんですよ。
「ちゃーりんぐ柏 ~第1回 鷲野谷編~」の動画で登場したスポットをいくつかご紹介しましょう。
↓動画の全編を見たい方はコチラ↓
URL: ちゃーりんぐ柏
自転車で鷲野谷・岩井地区へ
道の駅しょうなんでレンタサイクルして、美しい手賀沼沿いに自転車を15分ほど走らせると、鷲野谷・岩井地区に入ります。
柏にはステキなアート鑑賞のチャンスもいっぱい!
柏は、美術館が多く建ち並ぶ上野に近いこともあって、昔から芸術家が数多く住んでいる街です。
私は子どもの頃、近所に住んでいらした柏ゆかりの画家・故 塩水流功(しおずるいさお)氏の奥様・塩水流聿子(いつこ)氏に絵を習っていました。
功氏の制作中のキャンバスが、翌週どんな風に変わっているか、その様子を見るのが毎回楽しみだった…そんな思い出があります。
残念ながら、絵はたいして上手にはなりませんでしたが…今でもアートを見るのは大好きです。
都内の美術館での鑑賞もステキですが、柏にもアート鑑賞の機会はたくさんあります。
柏駅から徒歩3分で行けるパレット柏の「柏市民ギャラリー」、沼南庁舎の「郷土資料展示室」では、見ごたえのある展覧会が開催され、私もよく足を運びます。
今年7月に開催された髙島野十郎の生誕130年の展覧会、11月中旬に開催された「共晶点」(いずれも柏市民ギャラリー)は圧巻でした!
そのほか、オススメしたいのが、中村順二美術館。
2003年にオープンしたこの美術館には、1999年に27歳で夭折した中村順二さんの作品が常設展示されています。
色彩豊かな順二さんの作品に癒されること間違いないし!
これから一年間、柏のステキな歴史と文化について、発信していきたいと思います。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
告知になりますが…
11月27日(土)に開催される「きたかしわ ぶんかさい」で、11時から15時まで、お箏(こと)のワークショップをおこないます。
一日じゅう、いろいろなイベントがおこなわれているので、ぜひ北柏ふるさと公園に遊びに来てください!
URL: 北柏楽しいことやっちゃおうプロジェクト
Woodman's Village
- 【住所】千葉県柏市鷲野谷137
【電話番号】080-3158-0137
【営業時間】金曜日~月曜日: 9:00~16:30、木曜日:11:30~16:30(L.O.16:00)
【定休日】火曜日、水曜日
将門神社
- 【住所】千葉県柏市岩井424(龍光院内)
中村順二美術館
- 【住所】千葉県柏市大津ヶ丘1-41-5
【電話番号】04-7191-2299
【開館時間】10:00~18:00
【休館日】月曜日、火曜日
道の駅しょうなん
- 【住所】千葉県柏市箕輪新田59-2
【電話番号】04-7190-1131
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
「ちゃーりんぐ柏」代表石井雅子
柏生まれ柏育ち。編集者・箏(こと)奏者。市民活動家の両親が2015年前後に他界したことをきっかけに、柏に興味を持つようになる。2021年、柏の歴史スポットを自転車で巡る「ちゃーりんぐ柏」を立ち上げる(2022年市民公益活動団体登録)。2023年5月、補助金申請や情報発信、連携などをサポートする中間支援団体「ジセダイ歴史文化継承研究所」を設立、事務局長を務める。2024年8月柏に特化した観光会社「かしわグリーン観光社」を設立、代表を務める。