こんにちは。柏市在住の地元民(ジモトミン)、「まちっと柏」ライターのKOJI-KOJI(コジコジ)です。
今年(令和7年)1月に開催されたオンライン柏学検定の結果が2月に発表されました。
解答・解説も公開されています。
3月より週一ペースでその振り返りの記事を書いており、今回はその第6問について見ていきたいと思います。
第6問は防災行政無線にまつわる出題
問題の中身を見ていくと、第6問は防災行政無線にまつわる出題。
具体的な出題内容は、
>市内の子どもたちに「夕焼け小焼け」のメロディで帰宅を促す防災行政無線。始まりはいつ?
というもの。
選択肢は、
1:1954年(昭和29年)
2:1966年(昭和41年)
3:1981年(昭和56年)
4:1993年(平成5年)
の4つ。
この防災行政無線はパンザマスト、略してパンザ、などとも呼ばれていますよね。
パンザマストでネット検索すると、「千葉県柏市内の防災行政無線塔やその柱を指す言葉」などと出てきます。
私も柏市民なので普通にこの呼称を使っていたのですが、これって全国的な呼称ではなく、ローカルな呼称のようですね。
Wikipediaでは、パンザマストについて、
>鉄塔の一種で、鋼板組立柱を指す。日鉄建材の登録商標「パンザーマスト」の転訛。
>上記より転じ、防災行政無線の設備(スピーカーなど)やその取り付け柱、システムを指す。
>さらに上記より転じ、千葉県柏市などでは、夕刻に児童・生徒に帰宅を促す防災行政無線放送を指す。
と説明されています。(2025年4月14日時点)
そんなこんなの防災行政無線ですが、設問の正解は・・次回書きますね。
第5問の答え
先週、第5問の答えを保留にしていたので正解を書きます。
問題は、
>布施弁天東海寺のすぐ近くに佇む弁天古墳ではお墓の調査の際、珍しいものが出土しています。それはなに?
選択肢は、
1:土枕
2:石枕
3:鉄枕
4:水枕
正解は、
2:石枕
でした。
石枕で思い出すのが、明治から大正にかけて活躍した小説家、夏目漱石。
漱石はペンネームで、中国の故事「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」に由来しているといいます。
「漱石枕流」は「石に漱ぎ流れに枕する」と読み、負け惜しみの強いこと、頑固な人を意味する四字熟語。
出典は、昔の中国、唐の時代の書物『晋書』にある故事です。
同書にある逸話で、
>西晋の孫楚は「石に枕し流れに漱(くちすす)ぐ」と言うべきところを、「石に漱ぎ流れに枕す」と言ってしまい、誤りを指摘されると、「石に漱ぐのは歯を磨くため、流れに枕するのは耳を洗うためだ」と言ってごまかした、
というものです。
まあ、こういう人、いますよね。
このあたりの心理を深堀するとおもしろいかもしれません。
URL: 【柏市】オンライン柏学検定振り返りvol.05~弁天古墳の出土品にまつわる問題~
URL: 【柏市のHP】柏学検定の解答と解説
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。