こんにちは!まちっと堺・泉北 ジモトミンの宮原です!
今回は、大阪府堺市北区にある「赤ちゃん食堂」に行ってきました✨
なんとここ、先日NHKのラジオ番組でも紹介されるほど注目されている場所です。なんでも、堺市内では初めてできた赤ちゃん食堂なんだとか…!
さっそく、お邪魔しま~す🙋♂️
アットホームな空間で、心も体も栄養チャージ!
場所は、北区・南長尾町の「小さな森の学童三国ヶ丘1号校」の一室。
一歩足を踏み入れると、ふわっと優しいごはんのいい香りと、ママさんたちの楽しそうな声が聞こえてきました。
この日は数組の親子が訪れていて、テーブルを囲んで育児の悩みや「あるある!」なエピソードを共有したりと、和気あいあいとした雰囲気。
まるでお友達のおうちに遊びに来たような、リラックスできる空間ですね。

峯尾さん手作りの離乳食
主催の峯尾恵奈(みねお・えな)さんは、堺市で親子料理教室や食育活動をされている食のプロフェッショナル。そんな峯尾さんが作る離乳食や大人向けの食事は、栄養満点なだけでなく、見た目も華やかで食欲をそそります。
赤ちゃん食堂では、赤ちゃん用のごはんは無料で提供しているんだとか。子育てを頑張る保護者のママやパパにこそ、しっかり食べてもらいたい思いがあり、大人用ごはんも500円でご用意しています。
本日のメニューはガパオライス!
とりわけレシピで作っているので、親子で一緒の食材やメニューを楽しめるのが魅力なんです✨
参加ママに直撃インタビュー「利用して本当に良かった!」

3~4回目の参加だという「かな」さん
せっかくなので「赤ちゃん食堂」を利用されているママさんにお話を伺いました!
――「赤ちゃん食堂」を知ったきっかけは何ですか?
もともとインスタグラムで峯尾さんをフォローしていて、いろいろなイベントをされている中で「赤ちゃん食堂」があることを知りました!
――実際に利用してみて、いかがですか?
本当に利用してよかったです。うちの子は、手作りの離乳食をほぼ食べてくれなくて、ずっとレトルトだったんです。でも、ここに来てほかの子が食べてるのをみたら、自分も食べるようになってくれて。すごくいい環境だなって思います。
――今日で何回目の利用ですか?
3回目か4回目ですね。結構リピーターです(笑)。予定が合えば、なるべく来させてもらっています。
――「赤ちゃん食堂」の認知度についてはどう感じていますか?
まだまだ知られていないですよね。「子ども食堂」も少しずつ知られてきたかな、という感じですが、「赤ちゃん食堂」と聞いた時は、私も「そんなのあるんだ!」ってびっくりしました。
――今後、「赤ちゃん食堂」が全国に広がっていくといいですね!
本当にそう思います。もし近くに新しくできるなら、お手伝いしたいくらいです。手作りのごはんの大切さも改めて感じますね。自分のレパートリーだけだと栄養も偏りがちなので、こうやって栄養バランスを考えて作ってもらえるのは、本当に助かります。
主催の峯尾恵奈さんにインタビュー!赤ちゃん食堂への想い
次に、この素敵な「赤ちゃん食堂」を主宰されている峯尾恵奈さんにお話を伺いました。
――「赤ちゃん食堂」はいつ頃から始められたのですか?
2年ほど前からです。ずっとこの「小さな森の学童」さんの場所をお借りして、ほぼ毎月開催しています。夏休みなど、少しお休みする期間もありますが、基本的には月一回のペースです。
――始められたきっかけを教えてください。
ずっと前から「子ども食堂っていいな」と思っていたんですが、赤ちゃんの離乳食を提供しているところって、あまりないんじゃないかな、と。私自身、離乳食期は本当に悩みが多かったので、お母さんたちが気軽に食事をしながら、おしゃべりしたり相談したりできる場所があったらいいな、という想いから始めました。
――「赤ちゃん食堂」の構想から思いつかれたんですね。
そうなんです。思いつきで「赤ちゃん食堂ってどうかな?」と。後で調べてみたら、神奈川県に日本で初めてスタートされた方がいらっしゃることを知って、その方とも繋がってお話を伺ったりしました。おそらくですが、堺市では初めての試みではないかなと思っています。
――いつも、どれくらいの方が利用されるんですか?
ありがたいことに、毎回6組の定員が満席で、キャンセル待ちも出るような状況です。ここに来て「すごくリラックスできた」「リフレッシュできた」と言ってくださったり、お母さん同士がお友達になってくれたり。食べなかったお子さんが急に食べるようになった、なんて嬉しい声もたくさんいただいていて、本当にやって良かったなと感じています。
――読者の方が峯尾さんの「赤ちゃん食堂」に参加したい場合、どうすれば良いでしょうか?
私が運営している「食育サロンColorful」のLINE公式アカウントか、インスタグラムのDMに直接ご連絡いただければ、ご案内しています。そこから「赤ちゃん食堂」の申し込みフォームへ進んで、ご予約いただく形になります。
<LINE公式:食育サロンColorful>
<インスタグラム:ena._.mineo>
――最後に、利用を考えている方へメッセージをお願いします!
実家に遊びに来るような感覚で気軽にいらしてください。たまには人の作った温かいごはんを食べるだけでも、リフレッシュできたり、ホッと落ち着けたりすると思うんです。それにボランティアスタッフも、子育て経験豊富なママさんや専門職の経験がある方ばかりなので、どんなことでも気軽に相談していただけたら嬉しいです。
・・・
峯尾さんの優しい笑顔と温かい言葉に、こちらまで心がポカポカになりました。
「赤ちゃん食堂」は、ただ食事を提供するだけでなく、ママと赤ちゃんにとって心の拠り所のような場所になっているんですね。
忙しいママの心強い味方「赤ちゃん食堂」へ行ってみよう!
毎日、育児に家事に大忙しのママ(もちろんパパさんも!)さん。たまには肩の力を抜いて、美味しいごはんと楽しいおしゃべりで、心と体をリフレッシュしませんか?
堺市北区の「赤ちゃん食堂」は、子育てに奮闘する人を温かく迎えてくれる、とっても素敵な場所でした
興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!きっと、ほくほくの笑顔になれるはずです♪
以上、ジモトミン 宮原史知のレポートでした~!
<LINE公式:食育サロンColorful>
<インスタグラム:ena._.mineo>
赤ちゃん食堂(小さな森の学童内)
- 【日時】
月に1回程度(詳細はSNSをご確認ください)
【場所】
小さな森の学童三国ヶ丘1号校
堺市北区南長尾町5-2-12
【参加費】
赤ちゃん : 無料
大人 : 500円
【対象と定員】
離乳食期の赤ちゃん(生後5ヶ月〜1歳半くらい)とママ・パパ
親子6組(先着順)
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミン宮原 史知
フリーのライター・編集者として活動している宮原です!生まれも育ちも大阪・堺、泉北ニュータウン!堺の「ヒト・モノ・コト」が持つ魅力を紹介し、皆さんが堺をもっと好きになれるような記事を目指します!