黒地に白文字のこの「ARK」のロゴ。見覚えがある人もいるのではないでしょうか?
そう、世界の舞台で活躍するトップライダーたちがこぞって愛用している、スノーボードのプロテクターのブランドなんです。このプロテクター、どこで作られているかご存じです?
企画・デザイン・販売、全てを行っている会社が、なんと吹田にあるのです。
40人を超えるトップライダーが愛用
プロライダーからの信頼が厚く、高品質のプロテクターを長年作り続けている「日新企画」。スノーボードライダーの大久保勇利さんや、濱田海人さん、飛田流輝さんら、40人を超えるトップライダーがARKのプロテクターを愛用しています。
代表取締役の河田正幸さんは、そんなライダー一人一人の意見や要望を聞き、それに合った形や素材、クッションの位置を細かく改良。「縫い目の違和感」「肌触り」などほんの小さな改善点も聞き入れます。そのため、製品は毎年進化し続けているのです。
そこまで、モノづくりにこだわる原点が気になり詳しく聞いてみると、驚きの理由がありました。
選手経験があるからこそ分かる“ケガ”のリスク
実は河田さん、15歳からウィンドサーフィンを始め、35歳まで活躍していたトップサーファー。関西大学に、ウィンドサーフィンの講師として講習に行った経験もお持ちだそう!
そして、35歳のころには、今のように当たり前のスポーツになる前のスノーボードにもチャレンジ。当時のスノーボードにはケガを防止するパッドがほぼなく、その時の経験からプロテクターを作ってみたいと考えるように。
本気でスポーツに向き合っていたからこそ理解できる「ケガはしたくないが、思い切ったパフォーマンスをしたい」という選手時代の気持ちが重なり、それを形にしようとスタートしたのが「ARK」なのです。
選手たちへの思いが、妥協のないモノづくりへの原動力
始めたならば中途半場なことはしたくないというのが河田さんの信念。強くて軽くて動きやすいプロテクターとは…。実走して、体験して、第一号の完成まで3年の月日を費やしました。
「納得の製品が出来上がるまで難しかったですね。ただ、難しいからこそ没頭しました」。出来上がって、スポーツショップに並ぶ製品はライダーたちの目に留まり、選手側からの依頼でライダー契約に至るのだそう。
この3年間に役に立ったのが、ケミカルの知識。ウィンドサーファーとして活躍する傍ら、プラスチック容器やポリエチレン製品を製造するご実家である「日新産商」に携わっていたことから、衝撃を吸収するさまざまな素材の知識が培えたのだそう。
「作るからには、選手たちに世界で活躍してほしい。それが妥協のないモノづくりへの原動力ですね」と河田さん。
製品は選手からオーダーを受けて作ることもあるそうですが、ライダー契約は物品提供のみなので、基本的には販売している製品を使用。ということは、選手と同じ製品が着用できる!これはボーダーにとっては、うれしい限り。
今シーズンはそろそろ終わりになりますが、残りわずかな時間でレベルアップを狙いたい人は、一度試してみてはいかがでしょう。
日新企画
- 吹田市泉町2-36-27
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この記事を書いたのは…
まちっと北摂編集部りんご
大阪・北摂(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻)で地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと北摂」の編集部、りんごです。 大阪生まれ、大阪育ち。結婚後、家族4人で北摂暮らしに。空が広く、緑が豊かで、子育てもしやすい北摂の街の雰囲気がとても大好きです。お気に入りの風景は、新御堂筋から見える夕焼け。アイコンの画像はお気に入りの2歳の頃の私です。