★柏、我孫子、松戸、流山、野田の東葛5市で、街を盛り上げ、支えている、“街の仕掛け人”を紹介します
あさひ通り商店会 会長
長 一江さん
昨年4月、「焼とりつかさ」の長一江さんが、柏駅西口の「あさひ通り商店会」の会長に就任しました。お店のオーナーとして、商店会会長として、この一年どんな思いで活動してきたのかを聞いてきました。
商店会会長として初めて取り組んだのは、11月に実施した『ストリートテラス』です。あさひ通りの一部を通行止めにし、屋外に飲食できるテラス席をつくりました。それとは別に、柏駅西口の5つの商店会共同事業として『柏西口スポーツタウン宣言』を取りまとめました。今後は、柏をスポーツタウンとして認知してもらえるような取り組みを行います。今は大変な状況ですが、通りにあるフラッグを見ると、頑張ろう！と奮起できるんです。
今年2月には、『焼とりつかさ』が46周年を迎えました。緊急事態宣言下で予定していた事業が中止になるなか、お店が休業中だからこそ商店会としてできることを…と思い、約1週間で、空き店舗を活用した『柏ウェストサイドフェス』を企画。2/11にオンラインで開催しました。柏出身アーティストの演奏、柏駅西口の紹介、『ウチめし柏』の食レポなどを発信。初めての試みでしたが、お手伝いするよ！とみんなが言ってくれて、おかげで無事開催することができました。私は人に恵まれているんです。
『柏ウェストサイドフェス』は、『音楽・食・スポーツ』をテーマにしています。第1回はスポーツと食、2月に実施した第2回は音楽と食がキーワード。吹奏楽やストリートミュージックが身近にあり、地産地消できる食文化、そしてラグビー、サッカーなどプロ・アマ問わず、スポーツが盛んです。この3つは柏の持つ素晴らしいポテンシャルです。その宝があることをみんなに知ってもらいと思っています。
私は柏で生まれ、柏で育ちました。『街に何か恩返しを』と考えていましたが、地域貢献を意識したのは、ここ2、3年です。西口五商店会には、幼少の頃の私を知っている方もいて、『一江ちゃん頑張れよ。応援しているからな』と言ってくれています。これまでも、これからも私はこの街で暮らしていく…。それならば、柏をもっと好きになりたい！という思いで、活動を続けています。まずは西口の活性化。地元のお祭りをやりたいですね。それが私にとって、『柏ウェストサイドフェス』だと思うので、第3回目も絶対にやりたいです」
PROFILE
柏市生まれ、柏市育ち。今年2月で創業46年の「焼とりつかさ」の3代目。2020年4月あさひ通り商店会の会長に就任。柏市ラグビーフットボール協会理事。柏ウェストサイドフェス実行委員長
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