【流山市】失われゆく「命のゆりかご」を次世代へ。休耕田再生プロジェクトメンバー募集!お米が収穫できたら分配も?!

【流山市】失われゆく「命のゆりかご」を次世代へ。休耕田再生プロジェクトメンバー募集!お米が収穫できたら分配も?!

こんにちは。「まちっと柏」ライター、ジモトミンのKOJI-KOJI(コジコジ)です。

今回は、「ふるまぎの里山」における休耕田再生プロジェクトのメンバー募集のご案内です。

ふるまぎの里山を守るために

流山市の古間木、野々下、長崎にまたがる通称「ふるまぎの里山」。

この地は「谷津田(やつだ)」という地形が特徴です。

谷津田とは、台地に刻まれた谷(谷津・谷戸)の底に広がる水田のことで、豊かな水源と周辺の雑木林・畑などと一体となり多様な生態系を育む里山の重要な構成要素です。

しかし今、その美しい風景と豊かな生態系が失われつつあります。

この失われゆく宝物を未来へつなぐため、「休耕田再生プロジェクト」が始動しました。

危機に瀕する「水辺の多様性」を取り戻す

かつての谷津田は、水辺と陸地を繋ぐ独自の環境であり、メダカや水生昆虫、希少な鳥たちが集う「命の循環」の拠点でした。

しかし、休耕田の乾燥化や環境の変化により、そのバランスは大きく崩れ、生き物たちの居場所が失われています。

「ふるまぎの里山」における休耕田再生は、単なる稲作の復活ではありません。

失われつつある生態系ネットワークを修復し、もう一度、多様な生命が躍動する「活きた田んぼ」を取り戻すための、待ったなしの挑戦です。

この再生プロジェクトには、三つの大きな意義があります。

この再生プロジェクトには、三つの大きな意義があります。

まず第一に、生物多様性の回復: 水辺を復元し、メダカや水生昆虫が戻れる環境を整えます。

第二に、次世代への環境教育: 子どもたちが泥に触れ、命の尊さを学ぶ食育・自然体験の場を創ります。

第三に、地域の守り手: 美しい景観を保全し、雨水を貯留する田んぼの「天然のダム」機能を復活させ、防災に強い地域を作ります。

世代を超えて、共に汗を流しませんか。応援などの後方支援も歓迎です。

この挑戦には、地域の方々をはじめとした関心のある方々の協力があって初めて、一歩が踏み出せます。

「環境問題」を教科書の中だけで終わらせない実践の機会となります。

あなたの手が、絶滅しかけている生き物を救い、地域の未来を創る直接の力になります。

新しいコミュニティで、これまでにない達成感を味わいませんか?

かつて当たり前だった里山の風景や、自然と共に生きる素晴らしさを「昔は良かった」で終わらせないで、次世代へ伝えませんか?

誰かが維持してきたからこそ、その素晴らしい自然がこれまで継承してこれました。

地域の発展は良いことですが、バランスを取らないと代償が大きいかもしれません。

あなたの経験が、荒れた土地を蘇らせる何よりの指針となります。

「成功には、この場所に少しでも関心を持ってくれる、あなたの一歩が必要です」

令和8年、環境のため、そして100年後の地域のために。私たちと一緒に、新しい物語を書き始めませんか?

参加しようかな、と思った方はふるまぎの里山 休耕田再生プロジェクトまでお問い合わせください。

関心を持つことが第一歩ですので、活動に携わってくれる方だけでなく、賛同してくれる方も募集しています。

ふるまぎの里山 休耕田再生プロジェクト事務局
メール:saisei.pj@gmail.com

お米が収穫できたら分配も?!

初めての試みなので、休耕田再生に向け、一緒に実験しながら頑張りましょう。

初めての試みなので、収穫できる保証はないですが、収穫できたら活動に携わってくれた方に分配予定です。

流山市野々下

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koji-koji

柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。

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