新しい生活様式に対応して、様々な変化が起きています。
リモートワークが浸透し、いまこの瞬間もご自宅でご主人が仕事をされているという方もいらっしゃるかもしれません。皆様にはどのような変化がありましたか?
パン業界は、店内飲食ができるスペースを持っていたり、カフェがあったりするお店が増えてきていましたが、店頭での販売=「持ち帰り」が基本のため、大打撃とまでは行かなかったようですが、やはり販売方法やレイアウトの変更などは不可避で、目に見える変化となって表れています。
ピーナツ型の看板でも主張?ご当地名産品×食パンは唯一無二の業態。
先日、松戸の某名店を久しぶりに訪問しましたが、並ぶ列はディスタンス確保のためにいつもの倍以上に長くなっており、店内には3組までの入場制限、すべてのパンが袋詰めorガラスケース内に陳列など対策が施されていました。
以前のように、焼きたてで湯気が出ている状態で店頭に置けないというのは、買い手の想像以上に手間がかかっているのだろうなと想像しながら、それでもこうして頑張って営業してくださっていることに感謝して、いつものように1週間分のパンを買い込んで来ました。
入店して正面にあるガラスケースには焼きたての食パンがズラリ。
各店が工夫をする中で、商品自体にも変化が表れています。
高級食パンはブームから定着の様相を示していますが、各店「食パン+α」商品を置き始めています。
最も多いのが、ジャム。賞味期限も長く、冷蔵設備も不要で扱いやすいのが理由でしょうか。次が食パンを利用したラスク、万が一の売れ残りも有効活用できますし、美味しく食べられる期間も長くなります。
そして…こんな「+α」も登場しました、「食パン+ご当地食材」。
店名が商品名、その名の通り看板商品の「HAPINATS」
「高級食パン専門店 HAPINUTS(ハピナツ)」では、千葉県が誇る名産品のピーナッツと食パンを2つの方法で一緒に楽しむことを提案しています。
一つ目はプレーンな高級食パンとピーナッツバターの組み合わせ。プレーンは純粋はちみつ、北海道産生クリームなどを使用してリッチな味わいの「しあわせの生食パン」に、トーストして美味しい山型の食パンの2種類が用意されています。ピーナッツバターは加糖・無糖・微糖、さらには塩入りで甘じょっぱいの4種類、好みの組み合わせを探すのも楽しそうです。
もうひとつが生地にピーナッツバターを練り込み、ピーナッツとレーズンを混ぜ込んだピーナッツ食パン「HAPINUTS」。これだけでパンとピーナッツの両方が堪能できる商品です。
ずっしりと重く、独特の風味があります。
ナッツのザクザクとした食感とレーズンの酸味がアクセントになっており、ぎゅっと目が詰まってボリューム感のある仕上がりになっています。
食パン専門店の新形態、千葉の銘品として育つかどうか見届けたいですね。
高級食パン専門店 HAPINUTS(ハピナツ)
千葉県松戸市稔台7-14-1 ハイライフ稔台104
047-364-9505
営業時間:10:00~18:00
不定休
(リビングかしわWeb「1日3食365日パン日記」:福地寧子)
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