常磐線ジョギングのスタートは新葛飾橋東詰。そこで早速気になる風景を見つけました。常磐線電車に乗っていると見かける「玉三白玉粉」と書かれた大きな看板。電車からもクルマからも、そしてジョギングしていても。ついつい注目してしまう、あの看板の秘密に迫りたいと思います!
橋を渡ったら早速気になる風景が!
東京側の葛飾区金町から江戸川を渡り、左手の車窓を眺めていると、青地に白文字で「玉三白玉粉」と大きく書かれた看板が見えます。電車だけではなく、国道6号線を下り方面に走ってもよく見えると思います。松戸市内に入るや否や出迎えてくれて、非常に印象的です。
いつも気にはなっているのですが、乗り物に乗っていると近づくことが難しいですよね。だから、ジョギングしてしっかり観察してきました。近くで見ると、思っているより大きく迫力があります。色が鮮やかで書体も力強く、松戸のエントランスに相応しい面持ちといったところでしょうか。
玉三白玉粉でおなじみの川光物産株式会社は松戸の会社
看板を設置した川光物産株式会社様にお話を聞いていみました。
Q:玉三白玉粉とは何ですか?
A:川光物産株式会社の代表的な商品です。
Q:川光物産株式会社について教えて下さい
A:松戸市に起源を持つ白玉粉、冷凍白玉、きな粉、片栗粉、上新粉、だんご粉などの和菓子素材を主に製造するメーカーです。
Q:東葛エリアとはどういった関わりがありますか?
A:かつては、白玉粉の原料である良質なもち米が江戸川流域に広く開けた水田にて多く産したことから、白玉粉の工場を松戸市に置きました。松戸工場は松戸駅近くにございます。
※現在、江戸川流域ではもち米の生産はほとんど行われていません
Q:江戸川を渡ってすぐの場所に看板を設置した理由を教えて下さい
A:看板が設置されているお宅にお住まいの方のお父様が、お仕事の関係で川光物産株式会社のことを知っていたことから声をかけていただき、以降30年以上にわたり、看板を掲げさせていただいております。
松戸を象徴する風景を生み出した川光物産は、松戸に起源を持ち、今も拠点を松戸に構える。東葛の地に根ざした経営されているのですね。日常の風景を深堀りすると、その風景がより印象深いものになります。あぁ、玉三白玉粉で求肥作りたくなってきた!!
URL: 玉三白玉粉でおなじみの川光物産
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この記事を書いたのは…
ジモトミンやさしさ
会社勤めの傍ら、趣味の路上観察について同人誌を作ったりSNSでつぶやいたりしています。住宅地などでよく見かける「飼い犬のフンの片付けを啓蒙する看板(犬クソ看板)」のある風景を撮影するのが好きです。