【流山】パンにまつわるエトセトラ_0
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パン好きを公言していると、1番よく聞かれるのが「どこのパンが美味しい?」「どこのパンがおススメ?」といった、いわゆるパン屋さん情報です。

これに答えるのは、実は難しく…というのも、その質問をされた人が「美味しい」と思うであろうところであり、その方が日常生活の中で気軽に行けるであろうところ、が正しい答えになるからです。千葉だったら北海道や沖縄など、滅多に行けないような遠方のパン屋さんや、ましてやパリやNYなどの海外のパン屋さんの名前を挙げられたところで、何の役にも立たないですよね。これらは聞いてくださったからには行ってみたいと思って下さっているであろう質問者の意図を全く読み取っていないピント外れな答えに他なりません。

予想するだけの材料がある時はいいのですが、初対面であったり、ちゃんとパンの話をしたことがない中で聞かれたりすると苦戦します。できる限りパンに関することであれば答えたいと思うので、お住いの地区であるとか、好みのパンであるとか質問をさせていただいた上で、いくつか具体的なパン店の名前をお伝えするようにしていますが、それが必ずしも正しい回答とは限らないので、答えにくくもあり、聞かれると後でモヤモヤしてしまうこともある質問です。

流山、LIFEのクリームパン

流山、LIFEのクリームパン

逆に一番簡単なのが、いわゆる「うんちく系」です。例えば、一番最初にジャムパンを作ったのは?といったような質問です。

ちなみに、正解は木村家です。木村家初代、木村安兵衛氏があんぱんを発売した1874年(明治7年)の四半世紀後、3代目の木村儀四郎氏がビスケットにあんずジャムが塗られて挟まれていく工程を見ながら「パンで包んだらどうだろう」と思い付いたのが誕生のきっかけ、1900年(明治33年)に発売されています。

このように、回答として求められているのは事実。揺るぎようのないものなので、答えるのが簡単なのです。答えた後はスッキリ、ただし、多少(かなり?)ニッチな質問内容だった時には答えられなくてモヤモヤすることもあり得ますが(笑)。

流山、麥乃のたまごサンド

流山、麥乃のたまごサンド

当時ジャムといえば一般的には「あんず」(や「もも」)で、令和の現在にそうであるように「いちご」ではなかったのだそうです。主流が「いちご」に変化してからも、木村家ではあんずジャムの入ったジャムパンを販売し続けています。

そんな、「知っていれば答えられ」た質問のうちで、これは皆さんにお伝えしたいなと思ったものをセレクトしてこのタイトルの時に書いていこうと思っています。

今回は予告、第一回目は「パンの耳ってなんで『耳』っていうの?」にしたいと思います。

「まちっと」では、「りびんぐかしわ」の「365日パン日記」で書かせていただいているような、身近にあるパン屋さんを訪問した時に思い浮かべたことと共に、そのお店のパンをご紹介する方式ではなく、パンをキーワードにいくつかテーマを決めて、それらを順番に書いていくスタイルにする予定です。いまのところ、テーマ4つ×年3回をイメージしています。

引き続きよろしくお願いします。

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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください

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この記事を書いたのは…

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パンコーディネーターAD福地 寧子

一日3食、年間1095食以上パンを食べ続けて四半世紀を過ぎたパン食人。パンの記事執筆、イベント企画、レシピ提案、講義登壇、メディア出演など、パンのおいしさと楽しさをより多くの人と共有すべく活動中。

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