【松戸】パンと美味しいアレやソレ 肆(4)

4回目は、ガッツリとソーセージ。

涼しくなってきて、そろそろ食欲も戻ってきた頃かと思い、食べ応えのあるお供を選んでみました。
今年(2022年)の夏は本当に本当に暑くて、日中は外出したくないと思ってしまうこともしばしばありました。そんな方が大勢を占めていたようで、駅ナカ、駅チカ、デパ地下以外の路面店は、例えジェラート屋さんであったとしてもかなり苦戦を強いられたという話も聞きました。

逆にこの暑さで売り上げを伸ばしたのがデパ地下の天ぷら屋さんだとか…暑いから家では作りたくないですし、でもつるつるっとのど越しのいい蕎麦やうどんには必要なものだから、というのが理由だそうです。数字的には前年比1.8倍とか、そうでないとか…理由はしっくりきますが、「そんなに?」とやはり驚いてしまいました。

【shingapore Food Garden】チリビーンズのかかったホットドック、ポテトとコーラと一緒に。

【shingapore Food Garden】チリビーンズのかかったホットドック、ポテトとコーラと一緒に。

9月は台風が毎週末やってきて、せっかくの3連休も十分には楽しめなかったかもしれませんが、雨が降るたびに涼しくなってくれたことだけはなによりでした。「涼しい」が「寒い」になってしまわないうちに、晴れた青空の元でのお出かけも楽しみたいですね。

ワンハンドで食べられて、外での食事でも便利なホットドックにも挟まれているソーセージ。もともとはドイツからの移民がアメリカに伝えましたが、新大陸の開拓で食事の時間が満足に取れなかったアメリカでの生活の中でパンに挟んで食べられるようになり、いまではアメリカの国民食となっています。

もう十数年前の事になってしまいましたが、NYを訪れた時には路上のワゴンやカフェなど、ホットドックを販売する店が数十メートルに1つは必ずあるのを見て驚いたものでした。

【CHAO VIETNAM】同じフードコート「Asian Food Garden」内ではバインミーも味わえます。

【CHAO VIETNAM】同じフードコート「Asian Food Garden」内ではバインミーも味わえます。

ハンバーガーとホットドック、アメリカ人が年間に消費する数を比較するとハンバーガーの方が2倍くらいの数になるという話もありますが、目にした数は圧倒的に多かったような気がしなくもありません。ソーセージとハンバーガーパティ、どちらも原料はひき肉…それを腸に詰めるのはもしかしたらアメリカでは少し手間に感じるのかもしれませんね。

ですが、あの腸のプリッとした食感はパティでは得られないもの。ドックパンもハンバーガーパティも柔らかいので、アクセントとしてあの食感が欲しいと思ってしまう私は、俄然ホットドック派です。

ソーセージは腸のお蔭で中に肉汁が閉じ込められているところもパンとの組み合わせ的に優位にあるところかもしれません。噛み切った時に溢れでたものをパンが受けとめて、余すところなく味わえます。歴史を紐解くと、中世ヨーロッパで取り皿やカトラリーがなかった時代に肉汁でテーブルが汚れないようパンに置いていたことがあったとか…その頃はパンは単純に置物だっただけで食べてはいなかったようですが、こうして一緒に食べれば合理的。まさにアメリカっぽい食べ方ですね。

ドイツを含むヨーロッパでは、こうした肉加工品がシャルキュトリーと呼ばれ、パンやチーズと共に日常的に食されています。種類も豊富で、地域ごとに特色のあるものがあったりするようです。昨今では日本にもそうした本場のシャルキュトリーを輸入して取り扱ったり、手作りするお店も増えてきていますので、お気に入りを探しに行ってもいいかもしれません。

Asian Food Garden

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パンコーディネーターAD福地 寧子

一日3食、年間1095食以上パンを食べ続けて四半世紀を過ぎたパン食人。パンの記事執筆、イベント企画、レシピ提案、講義登壇、メディア出演など、パンのおいしさと楽しさをより多くの人と共有すべく活動中。

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