こんにちは~ジモトミンりっかです。
涼しくなり、野外活動がしやすい季節になりましたね~。
今日は、柏市名戸ヶ谷にある”名戸ヶ谷ビオトープ”の紹介をさせていただきます。
名戸ヶ谷ビオトープは、湿地に暮らす動植物の生息の場として、もち米、うるち米の食料生産の場として、近隣住民の方々の憩いの場として多面的な機能を持つ場所です♡
動植物の変化・稲の生長を通して季節の移ろいを感じる 魅力的な空間です。近くを通った時は訪ねてみて下さいね。
ビオトープって何?
ビオトープってギリシア語の(bio(生命) + topos(場所))の合成語です。
「生物の生息空間だったり、生物が住みやすいように環境を改変することを指すドイツ生まれの概念であり、その中で暮らす生物は、地形、気候、水など一定の環境条件の元に生態系をなす生物共同体の生活空間とみなすことも可能である」と学生時代に教わりました。
名戸ヶ谷ビオトープへの行き方
名戸ヶ谷ビオトープは、新柏さくら通りに面し、住宅地や介護老人保健施設に隣接したアクセスしやすい場所にあります。ただし、駐車場がありませんので、訪問の際は公共交通機関を利用して下さいね。
電車を利用する場合は、東武野田線新柏駅東口を出て新柏さくら通を名戸ヶ谷方面に歩いて25分程、もしくは、新柏駅より東武バス「柏駅東口行き」にて「名戸ヶ谷病院前」下車すぐ。バスを利用する場合は、柏駅東口より東武バス(5番乗り場)「名戸ヶ谷行き」「新柏行き」で「名戸ヶ谷病院前」で下車後すぐです。
名戸ヶ谷湧水を水源に 水田生態の復元ゾーンと水辺の生きものゾーンがある
名戸ヶ谷ビオトープを潤している水源は名戸ヶ谷湧水(ゆうすい)です。
名戸ヶ谷ビオトープでは、水田生態の復元ゾーン(水田エリア)と水辺の生きものゾーン(湿地エリア)に分け、それぞれ別の方法で生きものの生息空間を形成しています。
ヒメガマ、ヨシ、アカバナ、マコモ、マツカサススキ、ミズバショウ、ハス、ジュズダマ、ショウブ、ミツハギ、ハンノキ、シダレヤナギ、カワヤナギ植物、ヘイケボダル、トンボ、チョウ、オタマジャクシ、トカゲ、鳥類を観察することが出来ます。
虫取り、お散歩、生き物観察 ☆多様な楽しみ方が出来る☆
近隣の幼稚園の子ども達が虫取りをしたり、近隣住民の方がお散歩をしたり・・・子ども達が生き物観察をしたり・・・水辺空間には、生き物だけでなく人を惹きつける力もあるようです。
6月はヘイケボタルの観察会、9月は生き物観察会等のイベントも開催されています。
もち米・うるち米の食料生産の場として、稲作体験の場として
5月 田植え、8月上旬 雀よけのネット張り、8月下旬 ハゼ作り、9月上旬 稲刈り、ハゼ掛け・・等々の田んぼの様子からも季節を感じることが出来ます。
名戸ヶ谷ビオトープの水田生態の復元ゾーン(水田エリア)では、農機具を使わない手作業による稲作を行い、有機農法の実践、年間を通して田んぼに水を張ることで水生生物が生息できる環境づくりをしています。
名戸ヶ谷ビオトープを育てる会
- 名戸ヶ谷ビオトープは、市民団体「名戸ヶ谷ビオトープを育てる会」が管理運営されています。
「名戸ヶ谷ビオトープを育てる会」は、会の趣旨に賛同し、所定の会費を納入される方であれば、どなたでも会員になることができます。
個人会員は年会費 ¥1000
活動
名戸ヶ谷ビオトープについて ~柏市HP~
- 名戸ヶ谷ビオトープを散策するときは、下記のおねがいを守って下さいね
・木道から降りない
・自転車で木道を走らない
URL:https://www.city.kashiwa.lg.jp/kankyoseisaku/ecosite/shizen/torikumi/nadogaya-biotope.html
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この記事を書いたのは…
ジモトミンりっか
”りっか”は、沖縄の方言で、”りっか海行こう”のように、Let's○○と使います。 私の記事を読んで、”「あいっ!面白そう!やってみようかね?行ってみようかな?」と思ってもらえたら嬉しいです。 小学生2男児の母。 転勤族の一員です。 家庭菜園を始めて3年目!目指すは1年中実りがある菜園です。 読書・散歩・鳥見が好きです。