こんにちは、かっしーです。
今回は、我孫子市でデザインやアートをテーマとしたまちづくりに力をいれていらっしゃる方にインタビューしてきました。
地元で不動産会社を営む、「まちづくりプロデューサー」中澤洋一さんです。
お邪魔したのは、BELCA賞を受賞した大型マンション「我孫子ビレジ」の一室。
リノベーションされたお部屋に入ると、そこはまさに『アートな空間』。
常に考えていることは、「私たちにしか出来ない街創りを」
―アートをテーマにしたリノベーションをしようと思ったきっかけを教えてください
リノベーションって「見たことがない」「頼むところがわからない」「工事の間、引っ越ししなければならない」とハードルがとても高いのでなかなか難しいですよね。そこで、リノベーションに対するハードルをなんとか下げたいと思ったんです。
リノベーションをしてみたい、と思った人は、このリノベーションした部屋を実際に見て、イメージを膨らませていける。実際に工事に入ったときはモデルルームに宿泊することもできるんです。
―実際にリノベーションした部屋が見られるのはとてもいいですね!
部屋がきれいになれば、住む方の暮らしが変わり”新しい物語”が生まれると思います。また、空いているスペースにアートを飾ってみる。すると感性もかわっていき、そのアートを起点に人生も変わっていくと考えています。また、家族の笑顔もふえ、住まいが好きになり、街が好きになり、たくさんの笑顔が広がっていけたら嬉しいです。
デザインのこだわりは?デザイナーさんにもインタビュー!
リノベーションした部屋を手掛けた、デザイナーの嘉成 龍さんにもお話を伺いました。
―リノベーションした部屋のこだわりポイント、教えてください!
「和とビンテージの融合」とテーマにしました。
色と素材の組みあわせもこだわっています。
キッチンのカウンターはアメリカの納屋の板です。寝室にはフローリングの中に畳を配置したり、和洋折衷を取り入れています。
―日本の伝統的な和の文化とおしゃれなビンテージのまさにいいとこどり、ですね!
―最後に中澤さんにお伺いします。アートビレッジを今後どのようにしていきたいですか?
今の区分所有法では「区分所有者および議決権の4/5以上の多数で建替えを決議することができる」と実際に建て替えをするには大きなハードルだと思います。今後は人口減少とともに空室になるマンションが多くなり、全国的に解決していかないといけない問題です。このアートビレッジのプロジェクトが一つの参考事例となり、建て替えが出来ないとしても、長く住み続けていける、「新しいものと古いものとの融合」ができる取り組みをしていきたいと思います。
あらためて「ART-VILLAGE|アートビレッジ」
デザイン・アートを暮らしに取入れ、住まいに物語が生まれるような「renovation」
たくさんの思い出が積み重なっている住まいに、新しい物語がはじまる「reborn」
二つのご提案で、笑顔あふれる街づくりを実現させていきたいです。
とても地道なことですが、一歩一歩、実現させていきたいと思います。
―これから”アートな街”に進化していく我孫子市が楽しみです!
インタビュー、ありがとうございました。
アートビレッジ
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
まちっと編集部かっしー
手賀沼をこよなく愛するあびっこ(我孫子市民)です。