西区在住のやっこです。
今年の5月に庭代台にオープンした、完全予約制のお店「ハードパン香房cafeアローラ」。
店名は、店主が家族でカナダのオーロラを見て感激したことや、店主の実家が経営していたお店の屋号「オーロラ」を引き継いだことから、オーロラの英語表記「Aurora」をアローラと読ませた名前になったとか。
お店は、小説やアニメでおなじみの「赤毛のアン」をイメージしたとあって、緑と白を基調にした外観になっています。
そんな素敵なお店が初イベントを開催されると聞き、取材へ行ってきました。
今後も定期的に「地域密着型の交流イベント」が開催されますよ
お店は住居の一部を活用。日曜はカフェが楽しめます。11/26(日)に開催された初イベントは「歌カフェ」。
前半は、原山台でボーカルスクールを営む、ボイストレーナー・平田絵理さんによる、「美容健康ボイトレ/ゴスペルワークショップ」を開催。平田さんがピアノを弾き語りながら、声の出し方をレクチャー。最後には、参加者全員でジョン・レノンとオノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」とKAN「愛は勝つ」を2パートに分けて合唱。素敵なハーモニーに包まれ、クリスマス会のような楽しい雰囲気でした。
お店をオープンする目的の一つに「地域密着型の交流の場所を作りたい」という思いがあるので、今後も定期的にイベントを開催していくそうです。楽しみですね。
フランス産の原料だけで作られたバゲット付きの野菜づくしランチ
たっぷり歌ってお腹が空いたあとは「ハードパンランチ」が登場。私も試食させてもらいました。
ライ麦が香るパン「カンパーニュ」に自家製ホワイトソースとチーズをのせて焼き上げた「旬野菜のタルティーヌ」は、サトイモ&丹波シメジ、ズッキーニ&ミニトマトの2種類。ほかに、カリカリ食感のバゲットが添えられた「蕪とごぼうのポタージュ」、ゆずドレッシングがかけられたグリーンサラダ、ニンジンのラペが付いていました。香り高いコーヒーは「ウェッジウッド」や「ロイヤル アルバート」といった美しいカップに入り、目でも楽しめます。カップは、コレクションの中から選ぶことも可能です。
ランチで使われている多くの野菜は地元産が中心。野菜づくしなのにボリューム満点でした。特にバゲットを添えたポタージュは、おかわりしたくなるおいしさでしたよ。このバゲット、粉、水、塩、イースト全てがフランス産。本場の味わいがつまっています。
イベントのない日曜は「ハードパンランチ」のほか、自慢のパンと、とろ〜りチーズや自家製ホワイトソースを使った、冬限定カフェメニューも提供中。
さらに、「スコーン&ジャム」、「クランベリー&ナッツスコーン」、「パンプディング」、「旬果の焼きっぱなしケーキ」の中から日替わりで2種と、切れ込みがたくさん入った細長いパン「ヴィエノワ」のサンドウィッチ、ドリンクが付いた、アフタヌーンカフェも好評です。
火・水曜は、ハードパンのほか、人気の「湯種食パン」や玄米ご飯を練り込んだ「玄米ごぱん」なども販売。安心できる原材料だけで作られたこだわりのパンは予約する価値ありです。
泉北ニュータウンで感動したのが「ホーホケキョ」の生鳴き声
店主に泉北ニュータウンについて質問してみました。
・なぜ泉北ニュータウンにお店をオープンしたのですか?
「ずっとパン工房&カフェをはじめたいと思っていて、場所を探していたときに、泉北ニュータウンにある夫の実家に住むことになり、それなら自宅の一部を活用しようということになりました。このことを近所の皆さんも喜んでくださり、今年の5月にオープン。パンを通して、泉北の交流の輪が広がればうれしいですね。」
・泉北ニュータウンの魅力は?
「この春から泉北ニュータウンに住み始めて感動したのが〝ホーホケキョ〟と本物のウグイスの鳴き声がきこえたこと。最初、スピーカーから流れる鳴き声かと勘違いして驚きましたよ。身近で自然を感じることができるのは魅力ですね。」
・泉北ニュータウンを知らない人へのメッセージ
「泉北ニュータウンには、店主の自宅がお店になっている隠れ家的なスポットが点在しています。そんなお店をめぐってみるのも楽しいですよ。」
忙しい中、取材に応じてくれた店主。「地域密着型の交流の場所にしたい」という思いでお店をオープンしただけあって、泉北ニュータウンのビギナー⁈と思えないくらい、地元になじんでました。今回のイベントでコラボしたボイストレーナーの平田絵理さんは、お店をオープンしてから常連客として仲良くなり、イベントをいっしょに企画したのだとか。
そんな店主が紹介してくれた、泉北ニュータウンの素敵な自宅兼ショップも取材してきたので、その記事はまた次の機会に!
ハードパン香房cafeアローラ
- ⚫︎場所 堺市南区庭代台2-3-16
⚫︎営業日時 パン販売 火・水曜11:00〜15:00、カフェ 日曜11:30〜14:30
⚫︎℡090-3993-7298
※完全予約制
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この記事を書いたのは…
まちっと堺・泉北編集部やっこ
地域密着の生活情報紙「リビング新聞」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社が展開する地域情報プラットフォーム「まちっと堺・泉北」の編集部、やっこです。 小学6年生から28歳までは美原区に、今は「堺っ子体操」で育った夫と西区に住んでいます。休日は近所を散策。新しいルートを電動自転車でめぐると意外な発見があって楽しいです。また、堺市は大きな公園が点在しているのも魅力。アイコンに写る活発な愛犬ともよく出かけました。そんな我が街を〝いいやん〟と思ってもらえるとうれしいです。