こんにちは! 野草フォトクラブ19です。
ようやく秋空が広がり、さわやかな秋日和に誘われ、根木内歴史公園へ花探索に出かけてきました。
根木内歴史公園は戦国時代の平山城である「根木内城跡」を整備して作られた歴史と自然の公園です。
今回はそこで出会った花の紹介です。
カントウヨメナ
今が真っ盛りできれいでした。
カントウヨメナは白い花が多いですが、根木内のそれは青紫色で見ごたえがあります。
関西に多いヨメナに対し、関東に多いことから名が付けられました。
ヨメナ(嫁菜)の由来は「嫁」のように初々しく美しい花を咲かせるからとか、春の若葉が美味しく「嫁」に食べさせるからなど諸説があるようです。

カントウヨメナの花
ミゾソバ
湿地や溝など水辺に生育することと、花や葉、実の姿が蕎麦に似ていることで名が付いたそうです。
ミゾソバは白から薄いピンク、そして濃いピンクの花を咲かせますが、根木内のミゾソバは濃いピンクの花が多く、美しいです。
かなり群生していて、これも見ごたえ十分です。

ミゾソバの花1

ミゾソバの花2
イヌタデ
通称アカマンマとしてなじみの深い花です。いや若い人には馴染み無いかな?ですね。
ヤナギタデ(別名ホンタデ)が辛味があって香辛料として使われるのに対し、辛味もなく役に立たないことをイヌと表現したものらしいです。
なんだか犬が可哀そうになりますが、同じ理由からイヌをつけられた花の名前にイヌショウマとかイヌキクイモ、イヌムギなどがあります。
ありふれた花、雑草ですが、よく見ると可愛いものです。

イヌタデ
シロバナサクラタデ
根木内では大群生しています。やはり水辺などの湿ったところに自生しています。
ピンク色の花を咲かせるサクラタデに対し、白い花を咲かせることからこの名が付きました。

群生しているシロバナサクラタデ

シロバナサクラタデの花

近寄って見たシロバナサクラタデの花
ヒヨドリジョウゴ
ヒヨドリがこの実を好んで食べることから名付けられたと言われますが、有毒植物であり、実際に好んで食べているかは疑わしいです。
冬になっても赤い実が多数残っていることからも疑わしさが裏付けられていると思います。
全草にソラニンを含むため、食べられません。
でも漢方では「白毛藤」という生薬として解熱、解毒、利尿に用いられています。毒と薬は紙一重ですね。

ヒヨドリジョウゴ
オギ
今年もオギが風に揺られて美しかったです。
風に揺られる穂の姿が手招きをしているように見えることから「招く(おぐ)」が変化したという説など、名前の由来には諸説があります。
ススキとの違いが良くわからないとおっしゃる方がたくさんいらっしゃいますが、確かに難しいですね。
バクっといいますとオギは湿地を好み、地下茎で増えるので株立ちにならないのに対し、ススキは乾燥した場所に生え、株立ちになるのでおおよその区別は出来ます。

遠目で見たオギ

オギの穂
タコノアシ
ミゾソバやシロバナサクラタデの大群落に隠れ、実は今回タコノアシは確認できませんでした。
でも確実に根木内には、今や生息地を奪われ、準絶滅危惧種に指定されてしまったタコノアシが自生しています。
過去の写真で申し訳ありませんが、タコノアシも今回ご紹介させていただきます。
11月ころになると実が赤くなり、その姿がタコの足のようになることからこの名が付きました。
やはりこの植物も湿地を好んで生育します。

タコノアシ

色づき始めたタコノアシ

実が赤くなったタコノアシ
根木内歴史公園
根木内歴史公園は広葉樹林や湿地帯が広がり、四季折々の自然を楽しめます。
春の桜や夏のカブトムシ、湿地帯ではザリガニ釣りも人気となっており、野の花はもちろんですが、花に興味のない方にも家族連れで楽しめる場所です。
小さいですが無料駐車場も備わり、トイレも完備しています。是非訪問されてはと思います。


ベンチもあります

園内の木道

水鳥もいました
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この記事を書いたのは…

野草フォトクラブ19
撮影対象を山野草に絞ったちょっとユニークな写真クラブです。
東葛地区で咲く四季折々の花やその花についての楽しい説明など、発信していきたいと思います。










