おはこんばんちわ。
まちっと編集部のナタリーです。
私にとってバーとは、人生のスクランブル交差点です。
名前も素性も知らない相手とすれ違いざまに肩がちょっとぶつかったりするみたいに、突発的で刹那的な会話が交わされ、その時間、その場所だけの特殊なコミュニケーションが生まれる。
ライトな話題もディープな話も、明るい馬鹿話から暗い愚痴まで。
深く共感することもあれば、価値観の違いに目から鱗が落ちることも。
昼間はそれぞれの持ち場でそれぞれの生活を、真面目だったり不真面目だったりに営んでいる人たちが偶然居合わせ、ほんのひと時だけその人生を垣間見る。
考えてみればとてつもなく奇天烈な空間ですよね。
だから、クセになるのです。
創業約20年の本格オーセンティックバー
自宅付近や職場の近所のみならず、旅先やちょっとした用事で出向いた街でも、いい感じの「酒場」を探すのが習い性です。
松戸という街で最初に訪れたのは、松戸駅西口から徒歩2分ほど、高砂通り沿いに位置する「BAR TAVERN」さんでした。
シンプルを極めた、これぞオーセンティックバー!という佇まいの外観。
お店の中の様子が外から分からないと初心者の方は怯みがちですが(私もそうでした)、こちらのお店のマスターはとっても気さくでお話し好きな方です。勇気を出して一歩踏み入れてみましょう!
店内はカウンター席の他に、立ち飲み用のテーブルも備えられており、広々とした空間です。
カウンター奥のボトルのラインナップはお見事の一言。
ウィスキー、ジン、ラム、その他諸々…好みを伝えればドンピシャな一杯を薦めてもらえそうな豊富さです。
お通しはまさかの…?トロピカル気分に浸れる非日常バータイム
カクテルはあまり嗜まない私ですが、季節のフルーツのオリジナルカクテルがいただけるとのことで、まずは一杯目にこちらをオーダー。
晩秋のこの日は、金柑を使ったジントニックでした。
トニックの仄かな甘みと、金柑の少し苦みのある甘酸っぱさが絶妙にマッチング!
そして、こちらのTAVERNさんの最大の魅力ポイントがここで登場。
なんと、お通しが南国フルーツなのです!
この日いただいたのは、いつだったかベトナム旅行で食べたきり、日本国内では生でお目にかかったことのないランブータン。
トゲトケのウニの殻みたいな皮の内側は、ライチに良く似た白い果肉になっており、とってもみずみずしいんです。
お酒に甘いもの…?
と思うなかれ。
意外とも思えるこの組み合わせが、互いの味わいを引き立てるのです。
お酒のこともフルーツのことも愛し、知り尽くしているマスターだからこその素晴らしいペアリング!
大変おみそれしました。。
現場からは以上です!
BAR TAVERN
- 〒271-0091 千葉県松戸市本町18-2
TEL:047-331-6323
JR松戸駅西口から徒歩1~2分
【営業時間】19:00~
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部ナタリー・ティエン
「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。