先日、顧問の瀧本先生にインタビューさせていただいた、麗澤中学・高等学校SDGs研究会「EARTH」。
Web通販サイトや東葛エリアでのイベントでレモネードやフェアトレードコーヒーの販売を行ってきた「EARTH」から、今回、フェアトレードドリップバッグの新パッケージシリーズと、新たにフェアトレード紅茶が商品化されました!
★SDGs研究会「EARTH」顧問:瀧村先生のロングインタビュー記事はこちら!
・①顧問・瀧村先生紹介編
・②SDGs研究会「EARTH」発足編
・③SDGs研究会「EARTH」発展編
フェアトレードの更に先へ…デザイン第四弾のコンセプトは「ウェルフェアトレード」
「EARTH」によるフェアトレードコーヒー活動は2018年から。
当初対面でのハンドドリップ販売していたところから、コロナ禍の影響を受け、通販でも販売できるようドリップバッグ化した際に始まったのが、生徒さんによるオリジナルのパッケージデザインです。
そんなデザインシリーズも、いよいよ第四弾。
今回は、「SDGsでも掲げられている『誰一人取り残さない』というスローガン達成のために、『フェアトレード』にだけ焦点をあてるのではなく、障がいがある方たちの働きやすい社会を実現するために福祉の視点を加えた『ウェルフェアトレード』を実現した商品」とのこと。
ドリップバッグの袋詰め作業を障がいのある方の就労支援として委託し、また、地元柏市にある社会福祉法人ワーナーホームに売上の一部を寄付することで、新たに建設中の医療的ケア対応「すくすくハウス」の支援にもなっているそうです。
フェアトレードによるトレーサビリティの確保だけでなく、更にその先の「ウェルフェアトレード」による新しい雇用を生み出すことを実現させています。
こちらのドリップバッグは、オンラインショップで販売を行っている他、今後は各種イベントや保護者会、入試等で配布・販売を予定しているそうです!
(参考・引用:【麗澤中学・高等学校】プレスリリース)
フェアトレード紅茶も登場!
また、今回新たにフェアトレード紅茶が商品ラインナップに登場。
これまでの活動に加え、コーヒーが飲めない方々にも「フェアトレード」の輪を広げたい! という生徒さんの思いが形になりました。
茶葉は、地元柏市にある紅茶専門店「LinkTea」によって、フェアトレードで仕入れた良質なネパール産の春と夏に摘まれたもの。
柏市を中心に活動されているフードアナリストの関川都代(せきかわとよ)氏の全面協力のもと、世界に一つのブレンドティーを作成したそうです。
そして、注目なのはそのコンセプトや味だけではありません!
それは、その色。
バタフライピーを使用したエメラルドグリーンのお茶は、レモン汁を加えるとピンク色に、アイスティーにするとまた色味が変化するという工夫が凝らされています。
全校の生徒さんに公募して決まったというパッケージデザインは全部で3種類。
1つのパッケージにティーバッグが2つ、そして生徒さんたちのフェアトレードへの思いが詰まっています。
こちらの紅茶についても、コーヒー同様、オンラインショップで販売を行っている他、イベントや保護者会、入試等で配布・販売を予定しているそうです。
(参考・引用:【麗澤中学・高等学校】プレスリリース)
麗澤中学高等学校 SDGs研究会【EARTH】 通販サイト
麗澤中学・高等学校
- 〒277-8686千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部ナタリー・ティエン
「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。