こんにちは、2児の母toriemaです。
前回、「母の心のSOSを救う!【育児119】プレイベントが流山で開催されました」
を配信させていただきましたが、
今回は第2弾【育児119】プレイベントの運営側である保育士たちの声にクローズアップしていこうと思います。
【育児の119】の発起人は、フォロワー10万人のインスタグラマー「かずまる」。(TikTokのフォロワーを含むと12万人)
「かずまる」さん自身、2児の父親です。
右も左も分からないまま、奥さんと一緒に子育てに取り組まれていました。
そんな中「わたし1人だったら、無理だったかもしれない」という奥さんの言葉をきっかけに
「もし妻ひとりに任せきりにしていたら、どうなっていたんだろう?」
「ひとりで悩んでいるお母さんが世の中にいるのかもしれない」
と考えるようになったそう。
SOSを出すママを助けるため、【育児119】サービスをスタートされるべく、全国でプレイベントを開催しています。
【育児119】を簡単に説明すると…
【育児119】サービスは、
育児の疲れた母親の元に、近所の保育士や子育て経験豊富な先輩ママをSNS(LINE)を通じてマッチングして派遣するというもの。
現在、コロナ禍の影響で 孤独の育児=孤育て を経験している人が増えました。
コロナ禍で出産・育児を経験した産婦の約30%(28.7%)が産後うつ状態
というデータも発表されています。(公立大学法人神奈川県立保健福祉大学より)
それなのにも関わらず、保育士の資格があるのに賃金や労働環境などの影響で働いていない「潜在保育士」が、95万人いると言われています。(厚生労働省2020年よりー資料1)
助けてほしい母親の声がある一方で、
保育の知識があるのに力を発揮できない保育士の数が増え続いています。
こうしたアンバランスな状態が、今日本で起こっているのです。
両方がマッチングできるサービスの実現は、異次元の少子化対策の鍵を握ると言えるのです。
保育士インスタグラマー集まる!「お母さん、よく頑張ってきたね!」
【育児119】プレイベントの成功は保育士さんの力も大きいです。
そう語るのは「かずまる」さんの広報担当のけいこさん。
けいこさんも現在東葛エリアで育児をする母親の1人。
「かずまる」さんの声に賛同し、保育士だけでなく保育士インスタグラマーもプレイベントに参加。
【育児の119】サービスが必ず成功してほしい!とたくさんの有志の声が上がっているそうです。
今回はプレイベントを支える保育士さんの声をお伝えしていこうと思います。
プレイベントに参加した保育士の声
保育士①
保護者の方々のイベント前後の表情はもちろんなのですが、
保護者の方がお迎えにきたときのお子さんたちの安堵した表情を見ていて
「ダメなママなんてひとりもいない」と断言できるな、と。
我が子を愛し、大切だからこそ悩むし辛くなるんですよね。
そんな自分を認めて愛してあげる時間を提供し、
人と人との繋がりをつくることが「孤育て」から の脱却につながると、イベントを通して改めて思いました。
保育士②
最初始まった時の様子や空気と話し終えて帰る時ではお母様たちの表情に笑顔が増え、
ホッとできる時間、人と話す時間の大切さをお母様たちの表情を見て感じました。
119のイベントで救われたお母様たちが沢山いてくれたことに感謝でいっぱい。
また、もっと拡大していくことで救える命が増えるので、育児119は絶対必要な存在だと思います。
保育士③
お子さんを保育士に託す時のお母様方の表情とお迎えにいらした時のお母様方の表情は明るくなっていた印象を受けました。
お子さんたちもお昼のタイミングが重なったから大合唱が始まりましたが、
私たちはお預かりしている立場なのでどんなに泣かれようとまったく動じなかったです。
むしろ「ママは毎日一人で寝るまで抱っこしているんだよなぁ。身体辛くてもこの状況を一人で耐え抜いてるんだよなぁ。」
と思いながらなんだかちょっと涙が出そうになりました。
私たちは同じ空間に沢山の先生方が一緒にいたから「寝そう?」とか「あ、起きちゃったね」などの声かけがあり、
あれこれ試しながら寝かせたり落ち着かせたりと過ごしてきました。
やっぱり子供に泣かれると焦るし、忙しい時とかひっつき虫の時期とかママも自由に動けないし、家事もままならないし、この状況を理解してあげなきゃいけないのはまずご主人。
些細な事でいいんです。
帰ってきて洗濯機回すなり食器洗ってなかったら片付けたり。
家事育児は夫婦でやるものだと思ってます。
この119のイベントで救われたお母様たちが沢山いたことを嬉しく思います。
保育士④
この事業の存在意義は語ったら永遠と出てきそうなんですが、、笑
初めての妊娠出産を得て、いきなり目の前の「命」を守らなきゃいけない重圧と
経験したことのない孤独を感じるママが多い事を改めて感じました。
男尊女卑、家事育児は女性が行うという意識は昔よりは無くなってるかもしれないけど、
今こうやって事業をすることでママの笑顔が増えてるということをもっともっと色んな人(特に国会で寝てるおじ様達!!)知ってもらえたらなと思いました!
育児119がある事で、
孤育てを減らす→ママの笑顔が増える→子育てしやすい社会→ より良い日本に繋がっていくのではと考えています。
本当に大切な大切な活動です!!
保育士⑤
お母さんたちの最初に来た時とお迎えに来た時で表情がとても変わっていて、パッとして柔らかな表情に変わっていたように思います。
わたしは専業主婦で保育園とかに預けることなくずっと育ててましたが、自分が育ててた時にこうやって子供を預けてゆっくりお話しできる環境が欲しかったな、と思いました。
支援センターや児童館に行っても、子供を見ながら話すからゆっくり話すこともできないし、大人と話したくて外に出ても子どもを追いかけてるうちに時間になって大人と話せないということは 多々ありました。
元夫に伝えても「俺は仕事だから。育児は楽でいいよね。いつでも寝れるじゃん」と言われて 帰ってきてからはずっとゲームをしていて話す相手もいない。
「大人と話したい。」といつも思ってました。
「悩んでるのは1人じゃない」「話を聞いてくれる人がいる」それがわかるだけでも、お母さんたちの気持ちはずっと軽くなると思います。
「助けて」「辛い」とSOSを出した時に差し伸べてくれる手があるっていうことがわかるだけでも、 絶対絶対違います。
保育士⑥
私自身が、こういった事業が本当に必要だと思ったきっかけがあります。
曇っていた日に車で出かけていて急に雨が降ってきました。
家に帰る途中だったのですが、雨が降り出した頃、傘をささずベビーカーカバーも付けずに歩いている親子を見かけました。
私は家に帰るだけだし、傘の予備も持ち歩いていたので気になって、近くに車を止めて様子を見に行きました。(幸い母が乗っていたので娘は見ててもらえました)
コロナ禍ということもあるのかもしれませんが、私が見かけてから声を掛けるまでに何人もすれ違った人がいましたが誰一人として声をかけている様子もありませんでした。
走って行き、お母さんに、良ければ使って下さいと声を掛けると驚いた様子で泣き出してしまいました。
きっと雨でお子さんを濡らしてしまったことや雨具を持ち歩かなかったことの後悔のほかにも、
周囲の視線や日頃から育児に対する悩みとか私には計り知れない背景があったんじゃないかなと思います。
その時は雨だったので早く帰らせてあげたいという思いも強く、すぐにお別れしてしまったんです。
でも、もっと掛けられる言葉があったんじゃないかという後悔もあります。
なんでか分からないけど、お母さんに孤独さも感じてしまって。
きっと普段からお子さんを大切に育てていて、ベビーカーを覗くと"ママ大丈夫だよ"と言わんばかりにニコニコした赤ちゃんがいて 。
ママが泣き出したら赤ちゃんも泣いてしまって。
やっぱりママが笑顔でいられることって子どもにとってはこの上ない幸せで、安心感を与えられるんだなと改めて気付かされました。
子育て支援は保育士時代も力を入れていて、たくさんの悩むママやパパに出会いました。
でも、もっと日常的に当たり前に子育て支援の場があってほしいと思っています。
ママやパパの笑顔を守れる。孤育てを無くす。
ママの心のよりどころを作る。
育児の119こそが本当のはじめの一歩だと思っています。
プレイベントとは異なって本来の育児の119は、保育園などの子育て支援とは異なって、本当に来てほしい時、そばにいてほしいと思う瞬間に来てもらえると言うのは、本当に大きな違いだと思います。
この事業が広まることで、孤育てや虐待の減少にもつながると思っています。
保育士⑦横浜イベントゲスト パパインスタグラマー でんちゃんさん(@denchan_family_)
僕のやっているベビーシッターという職業と育児の119は、かなり共通点が多いと感じています。
しかし、現在の日本では『家庭に他人が入る』ということに対し、かなり慎重になっているパパさんやママさんは多いのも事実。
そんな時に『育児の119』という存在や、今回のプレイベントは、かなりそのハードルを下げてくれたように感じます。
僕の経験上感じるのは、ご家庭にサポートに伺う際に一番大切なのは『その人が信頼できるか』だと思っています。
僕は、今回の横浜プレイベントに参加させて頂き、その真骨頂を目の当たりにしました。
同じ地域の保育士さんとママさんが実際に顔を合わせて話すことで、その存在が『他人』から『信頼できる人』に変わること。
ママは育児の『孤独』から解放されること。
子どもはママの笑顔を見て『明るい未来』を想像すること。
そうすることで、育児の119が世の中のご家庭に浸透していくのだと感じています。
これから、かずまるさんという1人の存在が、たくさんのママを繋げ、保育士さんを繋げ、たくさんのママ、パパ、そして子どもたちを救うのだと確信しています。
人と人の繋がりが薄れつつある現代社会。
育児119という存在は、そんな現代社会の一筋の光となるのではないでしょうか。
保育士⑧横浜イベント 保育士参加 パパインスタグラマー ゆうき@元保育士パパ(@hoikusipapa)
保育士として保育部屋でお子さんを預かっていました。
当日、ママたちがお子さんを預けられる際は不安そうな表情を見せていましたが、お迎えの際には明るくスッキリした表情で来られたことに驚きました。
短い時間でしたが、同じような立場の方同士で、子育てで困っている事や、しんどいことを話すことができて、気持ちが楽になったのかなぁと思っています。
子どもと少し離れて、こういった話し合いができる場があるだけで、子育てに対する気持ちが少し前向きになれるのではないでしょうか。
【育児119】かずまるの想い。「社会を変えたい!」
「育児が辛い」「孤独」「助けてほしい」
想像していた理想の育児とは程遠くむしろ、そのギャップに苦しみ、毎日のように自分を責め、自己嫌悪に浸るママからの相談メッセージが後を断ちませんでした。
日本では育児=ママがするもの。
という固定概念が根強く、人に頼ってはいけない。
自分1人でがんばらなければいけない。
と、ギリギリの精神状態でがんばるママが多いのが現状だと感じています。
また、その結果 社会から疎外された気持ちが続き、
産後うつや、育児ノイローゼによって、自ら命を落としてしまうママもいます。
僕が、父親目線の「ママの裏側」をテーマに発信を続けて約2年半。
自分になにができるだろう?と毎日のように自問自答していく中で、本気で実現したいも思えたのが『育児119』 。
いわば「今、この瞬間だれかに助けてほしい」に応えられるサービス。
もし、日本全国で実現することができたら、救われる命すらあると思っています。
そして、現在サービスを開始する準備段階として「育児の119プレイベント」を、東京、神奈川、千葉にて行いました。
母子分離して、保育士さんや、月齢の近いママさんと話せる環境や、
すこし1人になれる時間が、どれだけ育児に対しての「余白」を作り出せるか。
その「余白」が育児にはどれだけ必要かを痛感しました。
従来の子育て支援サービスには、ありそうでなかった新たな育児のインフラを作るために
インスタグラムのフォロワーさん、保育士さんをはじめ、さまざまな人を巻き込んで、社会にイノベーションを起こします。
母親の「今助けて!」に手が届くサービスへ
道の駅しょうなんで遊んでいた一コマ
現在わたしは、流山で2人の子供を育てています。
主人は松戸出身で義両親は幸い近くに住んでいるので、毎日のようにお世話をしに家に来てくれています。
まさに【育児119】がわたしの周りには存在していました。
ですが、もし義両親の助けがなかったらと思うと、恐怖でしかありません。
コロナ禍で里帰りできないわたしを自宅に受け入れ産前産後のお世話をしてくれたり、
育児過労で倒れてしまい、身動きが取れない時期を支えてくれたり、
子供1人を病院に連れて行くために、もう1人の子供をお守りしてもらったり、
上げればキリがないのですが、幾度も義両親に助けられています。
子育ては『孤育て』であっては母親の身が持たないということも知っています。
だからこそ【育児119】が本格的にスタートできることを心より応援したいと感じました。
異次元の少子化対策と政界でも声が上がっていますね。
今まさに必死に育児をしている母親をどうか助けてほしい!
母親が元気で健康であることが、子供の未来を明るくすると思っています。
【育児119】のサービスが異次元の少子化対策の鍵になってほしいと願うばかりです。
サービスをスタートするにあたりクラウドファンディングをするそうなので、
ぜひ興味を持たれた方は、「かずまる」さんのインスタグラムのフォロワーになられてくださいね。
【育児119】サービスを応援したいという方!
・かずまる インスタグラム
・かずまるサブ インスタグラム
こちらにて詳細を確認していただけます。
プレイベントの参加者募集、クラウドファンディングなどは「かずまるサブ 」アカウントにてお知らせしていくそうです。
★クラウドファンディングの目的
・【育児119】サービスを始めるために初期資金と人件費の確保
・地方へプレイベントをするための遠征費の確保
※かずまるさん・けいこさん・でんちゃんさん・ゆうきパパさんのインスタグラム詳細は下記に載せてあります
かずまる インスタグラム〈「ママのウラ側」を、本音で書く28歳。〉
かずまるサブ インスタグラム〈育児119の舞台裏〉
広報担当 けいこ インスタグラム
でんちゃん インスタグラム〈3児の保育士パパ&ベビーシッター〉
ゆうき@元保育士パパ インスタグラム
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
まちっと編集部toriema
流山市在住。2歳と4歳の子供を持つ母。流山・柏・松戸エリアの子育て情報をメインに発信していきます★