【我孫子】減災の要・我孫子SL災害ボランティアネットワーク

【我孫子】減災の要・我孫子SL災害ボランティアネットワーク

「まちっと柏」をご覧の皆様、グリフォンです。
こんにちは。

先月から始まった、短期連載企画「減災を考えよう」。
今回は我孫子市編です。

利根川と手賀沼に挟まれ、水害対策が急務だった我孫子市では防災・減災意識が高い

我孫子市は利根川と手賀沼、水に囲まれた街です。

江戸時代からたびたび水害に悩まされ続けた現在の我孫子市周辺ですが、
1956年(昭和31年)に手賀沼排水機場が完成し、機械で手賀沼の水を排水できるようになり、
利根川水系にダムが整備されたことで利根川や手賀沼が氾濫するおそれはかなり減少しました。

とはいえ、利根川や手賀沼に直接大雨が降り注ぐ事態、
例えば2019年の台風15号のような異常気象が発生すると話は変わってきます。
記録的な暴風などで多くの被災者を出し、住宅に被害が出て市民生活に大きな影響が発生します。

台風15号発生から3年が経過した千葉県の今を特集したNHKの特集はこちらです。

災害救援ボランティア「我孫子SL災害ボランティアネットワーク」

元々千葉県には公益社団法人として、千葉県SLネットワークという災害救援ボランティアネットワークがあります。
SL(SAFETY LEADER)は、地域防災の担い手として、自主防災活動や防災訓練・防災フェアに協力していたり、自治体や学校、企業等で防災研修の講師として派遣されています。
この公益社団法人SL災害ボランティアネットワーク、千葉県内では11のネットワークがあります。
柏市をはじめ、流山、松戸、野田は東葛ネットが管轄していますが、我孫子市だけは独自に我孫子ネットというものが存在しています。

2007年2月に設立された我孫子SL災害ボランティアネットワークは、40人あまりが我孫子市総合防災訓練・自治会等への防災訓練の協力、防災知識の啓蒙活動を実施しています。

モットーは「わが身・わが命・我が家は自分で守る」

例年11月に開催される「災害救援ボランティア講座」を受講することでメンバーになれるそうです。

5月14日に開催予定のあびこ福祉まつりで防災体験ができます!

そんな我孫子SL災害ボランティアネットワークですが、来月5月14日(日)に行われる「あびこ福祉まつり」に参加されるそうです。

我孫子SL災害ボランティアネットワークのメンバーから、防災講座が開かれたり、防災グッズ(ダンボールトイレ)の作り方講座などもあるそうですよ。
イベントの日時については下記の我孫子市イベントページをご覧ください。

さて、次回のまちっと柏は?

次回は、旧柏そごうの建物が子供の施設になる?そんなニュースをご紹介します。
お楽しみに( ´ ▽ ` )ノ

2023年あびこ福祉まつり

  • 日時:令和5年5月14日(日曜日)午前10時から午後2時
    場所:アビスタ
    内容:バルーンアート、点字体験、防災体験、菓子・野菜などの販売、ダンス発表、バンド演奏、ダンスセラピー、椅子ヨガなど
    費用:無料(一部有料)
    お問い合わせ:ボランティア市民活動相談窓口て・と・り・あ
    電話:04-7185-5233

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