こんにちは。ジモトミンのkoji-kojiです。
今日はアートラインかしわのイベントの一つ、「石川美穂子のWindow Art~名画/葛飾北斎・赤富士より表裏富士を探る」をご紹介します。
まずは作者の石川美穂子さんのプロフィール。
現代アート作家、Kitpasアートインストラクター、Maison de Piano講師、アトリエ&音楽スペースエスポワール代表。
長年インスタレーションという空間デザインの手法を用い、野外中心の作品を制作。
近年は平面を中心にマスキングテープアート作品などを制作。
といったように、大活躍のアート作家さんです。
ちなみに、インスタレーションとは、据え付け、取付け、設置の意味から転じて、展示空間を含めて作品とみなす手法のことで、今回ご紹介する作品もこの手法で制作されています。また、マスキングテープアート作品でもあります。
次に今回の作品について。
葛飾北斎の有名な赤富士は静岡県側からの眺めで、これをモチーフにしたのが今回の作品、「石川美穂子のWindow Art~名画/葛飾北斎・赤富士より表裏富士を探る」の表富士です。
じゃあ裏富士もあるの?というと、そう、あるんです。
この表富士の裏側に、山梨県側の眺めである裏赤富士も描かれています。
ということで、裏富士はライブハウスの中に入らないと見れないんです。
晴れた日に室内から作品を眺めると透け感がステンドグラスのように美しく見えるそうです。
ぜひ見てみたいですよね。
最後に、アートに興味がある方に向けて、その他のインタビュー内容をご紹介。
Q:マスキングテープでの作品作りの良さ・魅力は?
A:マスキングテープという身近な素材で楽しめる、Windowartとして制作できる、簡単に剥がして次の作品が制作できる、晴れた日に室内から作品を眺めると透け感がステンドグラスのように美しく見える、などです。
Q:Windowart とはどんなアート?
A:窓のガラス面に制作した作品のことです。
過去に世田谷区役所世界自閉症デー週間、児童養護施設リビング窓、浦和伊勢丹エスカレーターアクリル板面、千葉県民プラザ中外に繋がるアゴラガラス面、そして二子玉川ハートプロジェクトでは毎年商店街に作品を提供し2023.11.8まで二子玉川高島屋柱に展示中、柏studioWUUでは季節に合わせ2ヶ月に一度くらいのペースで新作をご覧頂けます。
Q:石川美穂子さんが目指すアートの姿は?
A:「瞬時に感じるアート」です。日々社会の変化のスピードは速く、たくさんの情報が溢れる中、私の作品はふと通り過ぎた中で印象に残ること。あの場所であの作品を観たなと同じ場所にいらした時、作品があった事を脳裏の記憶として思い出す方がいらしたらとそんなアートを目指しています。
石川さんはワークショップも開催していますので、気になった方は問い合わせてみては。
アートラインかしわでもワークショップをやっていたんですが、ご紹介が間に合わずすみません。
Stdio WUU
石川美穂子さんのクリエイターページ
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。