「こうのとりの里」ってご存知ですか?
「こうのとりの里」は、野田市にあるコウノトリの飼育・観察施設です。
コウノトリは赤ちゃんを運んでくるおとぎ話や伝説上の鳥ではなく、実在する鳥なんですよ。
しかも特別天然記念物に指定されている貴重な鳥。
かつては日本各地に生息していたようですが、明治以後の乱獲や大戦後の開発・河川改修による湿地の消滅、農薬による餌の減少などのため、野生のコウノトリは絶滅したと言われています。
経済の発展や豊かな生活のためとはいえ、残念な結果ですよね。
そんな中、野田市では、「未来を担う子どもたちに多くの生き物がいる自然環境を残したい」と考えて生物多様性の保全・回復の取り組みを進めています。
そして、この取り組みが後世に引き継がれるよう、生物多様性のシンボルとしてコウノトリの舞う里を目指し、江川地区に設置したコウノトリの飼育・観察施設が「こうのとりの里」。
私がこの「こうのとりの里」を知ったのは今年(2024年)になってから。
野田市郷土博物館で開催されている企画展「知れば知るほど知りたくなるわたしたちのまち野田」の展示で紹介されていたのでその存在を知ったんですよね。
そして数日後に訪れてみました。
「いやー、これが本物のコウノトリなんだ」と感慨がありました。
実物のコウノトリの他、コウノトリに関する展示や工芸品等もあり、興味深かったです。
気になった方はぜひ「こうのとりの里」に訪れてみてはいかがしょう。
「幸せを運ぶ鳥」とも言われ、縁起のいい鳥でもあるコウノトリが見れますよ。
URL: コウノトリ飼育施設「こうのとりの里」
コウノトリ飼育施設「こうのとりの里」
- 住所:野田市三ツ堀369番地
TEL:04-7197-1741
開館時間:10時から正午まで、13時から15時まで
休館日:月曜日、年末年始(12月29日から1月3日まで)
(ただし、月曜日が祝日の場合は翌日)
駐車場:100台
交通アクセス
:東武野田線(アーバンパークライン)梅郷駅西口より、まめバス「南ルート・しらさぎ通り入口」下車徒歩約7分
:東武野田線梅郷駅東口より、茨城急行バス「野田梅郷住宅」下車徒歩約10分
入館料:無料
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。