【柏】下田の杜で「日本の里山とSDGs体験」国際交流開催(前編)

【柏】下田の杜で「日本の里山とSDGs体験」国際交流開催(前編)

3月24日(日)、柏市洒井根にある下田の杜にて「日本の里山とSDGs体験」をテーマとした国際交流が行われました。

参加したのは
プリンスオブソンクラー国立大学(タイ)、
中山医学大学(台湾)、
東邦大学(日本)の学生、各校10名、計30名と引率の教職員8名。

参加希望者が多く、英語やコミュニケーション能力をもとに各校10名が選抜されての参加です。

東邦大学では、かねてよりプリンスオブソンクラー国立大学(タイ)、中山医学大学(台湾)と交流があり、また、下田の杜での里山講座の実績があったので、このたびの現地交流が行われることになりました。

現地交流に先立ち、学生たちはZOOMで何度か交流をかさねてきたそうです。
また、現地交流は2年前に台湾で行ったのが最初で、今回は2回目とのこと。

午前中は、まずジャックさん(下田の杜里山フォーラムのスタッフ。アメリカ出身)がパワーポイントの投影で下田の杜のSDGsや里山の暮らしを紹介。

その後、下田の杜の主要なポイントを回っての解説・質疑が行われました。

そのポイントは、
①田んぼと畑、
②2つの自然観察池、
③湧き水やホタル水路、
④谷津の地形、
⑤樹林地・野馬土手、
⑥古民家・木小屋
の6カ所。

学生さんは5グループに分かれてこの6カ所を回り、下田の杜里山フォーラムのスタッフさんは、各グループの引率や各ポイントで環境保全や里山の暮らしの解説を行いました。

オープニングの挨拶をする「下田の杜里山フォーラム」のスタッフ、ジャックさん

オープニングの挨拶をする「下田の杜里山フォーラム」のスタッフ、ジャックさん

「下田の杜の自然を守る会」代表の齋藤吉弘さん

「下田の杜の自然を守る会」代表の齋藤吉弘さん

SDGsや里山の暮らしの解説。

SDGsや里山の暮らしの解説。

1つ目のポイントで畑の解説。落ち葉を使ったたい肥作りの話などがありました。

1つ目のポイントで畑の解説。落ち葉を使ったたい肥作りの話などがありました。

2つ目のポイント、自然観察池。カエルの卵をさわったり、おたまじゃくしを観察したりしました。

2つ目のポイント、自然観察池。カエルの卵をさわったり、おたまじゃくしを観察したりしました。

3つ目のポイントで湧き水や水路の解説。

3つ目のポイントで湧き水や水路の解説。

ポイント間の移動中。

ポイント間の移動中。

4つ目のポイントで谷津の地形の解説。

4つ目のポイントで谷津の地形の解説。

5つ目のポイント、野馬土手の解説。

5つ目のポイント、野馬土手の解説。

6つ目のポイント、古民家の解説。

6つ目のポイント、古民家の解説。

参加した学生さんからは、
・街中に残る貴重な自然を実感した、
・街と自然が離れているのではなく、近くに豊かな自然があるのがいいと思った、
・古民家の構造や暮らしの工夫に関心を持った、
・カエルの卵を触った感触がなんとも言えない、
などの感想がありました。

昼は里山料理の体験、実食、休憩を経て、午後の部のアクティビティ体験へ。
午後の部は後編でご報告します。

下田の杜

  • 〒277-0053 千葉県柏市酒井根24

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koji-koji

柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。

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