柏を中心に活動されているマリンバ奏者の藤本亮平さん。
何度か演奏をお聴きしたり、一緒に演奏させていただいたりして、藤本さんの演奏者としての懐の深さとともに、マリンバという楽器の奥行の深さ・味わいの深さに、すっかり魅せられてしまいました。
実は、4月7日(日)にアミュゼ柏でリサイタルをされるとのこと!
本番間近の藤本さんに、お話を伺いました。
マリンバとの出会い
Q:まずは、マリンバをはじめたきっかけを教えてください。
藤本さん:最初の出会いは小学校の音楽の合奏で木琴のパートを担当したことでした。魔女の宅急便の「海の見える町」を演奏して、子どもながらに楽器の音色に魅力を感じたんです。その後、中学の吹奏楽部に入って、打楽器を本格的にはじめました。
Q:ふだんはどんな活動をしていらっしゃるんですか?
藤本さん:マリンバでのコンサートやパーカッションのレッスンを主におこなっています。昨年度は、所属している打楽器アンサンブル「ハッチポッチクインテット」のメンバーとして、文化庁の「令和5年度ユニバーサル公演事業」で全国22校をまわらせていただきました。
Q:22校も!? 柏での活動はいかがですか?
藤本さん:私が副代表を務める市民公益活動団体「KASHIWA NOTE」では「すべてのひとに音楽を」という目標を掲げていますが、柏市民活動フェスタ、ラコルタ柏フェスティバル、はぐはぐフォーラム2024などに出演して、コンサートや楽器体験を通して音楽の普及活動をしています。
藤本さんにとっての音楽とは?
Q:藤本さんにマリンバを習いたいときは…?
藤本さん:柏駅西口のキネマ旬報の前にある「Cafe line music rooms」でレッスンをおこなっていますので、お気軽にどうぞ!
Q:駅チカはうれしいですね! これまでマリンバをやっていてよかったことは?
藤本さん:好きなことを仕事にしているので毎日楽しいことばかりですが、たくさんの人とつながることができたのが一番うれしいですね。
Q:人とつながることの良さというのは?
藤本さん:実は子どものころから、あまり社交的な方ではなかったので、一緒に音楽を楽しむ、一緒に音楽を作り上げるというプロセスを通して、人と関わることが楽しくなりました。音楽に携わっていなかったら、もっと寂しい生活を送っていたかもしれません(笑)。
「マリンバの森」とは?
Q:社交的でないとは思っていませんでしたが…(笑)。では、最後に、今回のコンサートの抱負を!
藤本さん:今回のコンサートは、「森」がテーマということで、自然に関する曲を多く演奏する予定です。花生けの加藤ひろえさんが、演奏に合わせてステージで花を生けるパフォーマンスをおこなったり、柏でも有名なアコーディオン奏者・岩城里江子さんとのデュオや、打楽器奏者5名のパフォーマンスがあったりと、見どころ聴きどころ満載です!!
Q:打楽器奏者5人! 迫力ありそうですね!
藤本さん:全体としては、「森」というテーマに沿って、静けさの中にある美しさや内面的な表現をお届けし、自分の心の森で育ててきた、大切な宝物を皆様に披露できればと思っています。
Q:楽しみですね! コンサートのご成功をお祈りしております!
藤本さん:ありがとうございます。ぜひ皆さん聴きにいらしてください!
コンサート情報
藤本亮平リサイタル「Re-Birth of the forest -マリンバの森-」
【日にち】2024年4月7日(日)
【開演時間】14:30(開場13:45)
【会場】アミュゼ柏 クリスタルホール
【料金】大人3,000円(当日3,500円)、学生2,000円(小学生以上)
【ゲスト】〈アコーディオン〉岩城里江子、〈花生け〉加藤ひろえ、〈打楽器アンサンブル〉ハッチポッチクインテット
URL: 藤本亮平 マリンバ・パーカッションブログ
アミュゼ柏
- 【住所】千葉県柏市柏6丁目2-22
【電話】04-7164-4552
Cafe Line Music Rooms
- 【住所】千葉県柏市末広町2-2
【電話】 04-7145-7277
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この記事を書いたのは…
「ちゃーりんぐ柏」代表石井雅子
柏生まれ柏育ち。編集者・箏(こと)奏者。市民活動家の両親が2015年前後に他界したことをきっかけに、柏に興味を持つようになる。2021年、柏の歴史スポットを自転車で巡る「ちゃーりんぐ柏」プロジェクトを立ち上げ、2022年市民公益活動団体として登録。2023年5月、補助金申請や情報発信、連携などをサポートする中間支援団体「ジセダイ歴史文化継承研究所」を設立、事務局長を務める。