【柏】プレイバック柏、そごう柏に3日間だけお客さんの笑顔が戻ってきた<前編>

【柏】プレイバック柏、そごう柏に3日間だけお客さんの笑顔が戻ってきた<前編>

「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
こんにちは。

さて、今回はイベント発表当初から期待の高かった柏市市制70周年記念事業
「プレイバック柏 そして、新しい物語へ…」
に取材に行ってきましたので、その模様をお伝えしようと思います。
イベントは18日から20日の3日間にわたって開催され大変好評でしたね。
定員3,600人の枠だったのですが、応募総数33,060人、当選倍率が10倍というとんでもないプレミアイベントになりました。
あまりの人気に急遽20日の午前中に追加回(+400人)を設けたものの、そちらも当選倍率10倍。凄まじい人気となりました。
こんなに倍率の高いなんて、柏市のプレミアム商品券応募以上じゃないでしょうかねぇ。

私は初日の18日(土)に取材で入りましたので(20日の追加枠も当選していました。)その時の模様を今回と次回の2回に分けてご紹介します。

ちなみに、ジモトミンのkoji-kojiさんも宣伝記事をアップしてました。当日も来てましたねぇ。

倍率は10倍!約半世紀もの間、柏のランドマークタワーだったそごう柏店。

3日間の中で唯一ずっと晴天だった初日。
取り壊しが6月から始まるため、この建物に入ることが出来るのは残り2週間弱。
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倍率10倍もの超難関を突破して集まった方々。
一日3回、2時間完全入れ替え制となりました。
柏市役所の方々も3日間イベントでフル出動。本当に皆様ご苦労さまでした・・・。

イベント開始にあたり、柏市の太田和美市長が簡単なご挨拶をされました。
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そしていよいよイベント開始。

そごう柏店だった建物に、2016年以来8年ぶりに「お客」が入りました。
太田市長もお祝い。映像でどうぞ。


2Fの写真展と記録映像に思いを馳せる人たち。そごう柏店はタイムカプセルでした。

入口では柏市職員の方々が当選の番号をチェック。
受付を済ませた「幸運な当選者」が思いに思いにそごうのフロア内を見て回りました。

2Fだったエリアは当然ながら当時の什器や設備等は撤去済みでガラガラ。
そんな広大なエリアには、そごう本店や市民から提供のあった、在りし日のそごう柏店や周辺風景の写真パネルが飾られ、さながらそごう柏店がタイムカプセルに。

その今昔物語少しご紹介しましょう。
まずはそごう柏店の風景。
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そごうの周りにある東口のサンサン通りやハウディモールもこのような風景でした。
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訪れた人々は写真を見て思いを馳せます。
今回のイベント、家族連れが最も多かったのですが、老夫婦の方や昔そごう柏店で働いていた方もいらっしゃいました。
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こちらの4名の方達はそごう柏店で働いていた従業員の方達。
お話を聞かせていただきました。走馬灯のように思い出が駆け巡っていたようです。


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昔、柏駅前で大火があったんだよ。とお連れの方に話す方も。

その写真がこちら。
まさか、こんなに大きな火事があったとは知りませんでした。
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フロアでは記録映像も。そごう柏店が出来るまでの記録など。
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太田和美・柏市長に聞く

ここで太田市長の報道機関向けぶら下がり会見が行われたので私も同席。
質問させていただきました。
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報道機関のインタビューに答える太田和美・柏市長


Q.本イベント、主催者としてどう感じるか
A.
6月解体開始予定ということで、そごう柏店最後のお別れイベントというか、やはりこの建物には柏市民の皆さんの沢山の思い出が詰まっているというふうに思う。
閉店から七年経ってそのまま放置されてしまって、市民のみなさんもこれからどうなるんだろうと思っていたはず。
新しくこの柏の町がまた新たに動き出す、そんな期待を込めて皆さんと新しい柏を作り出すための期待につながるイベントにできたらいいと思う。

Q.始まる前から並んで待っていた人もかなり多くイベントとしては盛況だった。主催者としてどう思うか
A.
正直予想を超える方の応募があった。皆さん非常に関心がある。注目されているところがあるんだなと非常に実感。
人数がもう少し入れられないのかなと思ったが、閉館した建物を開けるということで、開催に高いハードルがあった。機械や安全面などを考慮したときに最大限考慮してあの人数になった。

Q.応募数はどれくらいを予想していたか
A.
記者会見したときに1万人来ていたので、あと伸びても5,000人程度だろうと思っていたがまさか3倍になるとは正直そこまで思っていなかった。
それだけ皆さんの関心が高いんだなと

Q.市長個人としてのそごう柏店の思い出は?
A.
私も柏で生まれて柏で育って、物心ついた時にはそごうの柏店があったからここに買い物したり。
イベントの節目節目があったので、通常の買い物じゃなく入学式の洋服をここで勝ったり、父の日の誕生日プレゼントないかなー、とか
バレンタインデーとか一回のところでバレンタイフェアをやってて、好きな男の子にあげるチョコレートどうしようかなとか
そういう節目節目、そういう大事な日によくそごうを使わせていただいたっていうのがある。
振り返ると市民の皆さんそれぞれの人生のストーリーが出来上がるな、と思っている方たち多いんじゃないかなと思う。

Q.今回のイベントのフィードバックは?
A.
皆さんがどういう柏駅前を求めているのか柏駅前をどうしたいのか、市民の皆さんの意見を聞くために1Fでアンケートを取っている。イベント終了後に楽しみにしている。
もう一度誇れる柏の駅前を作っていきたい。

Q.皆さんの関心が高かったが、応募されてきた方々で一番多かったボリュームゾーンは?(まちっと柏質問)
A.
一番初めに小学校保育園全校にチラシを撒いている。一番反応があったのはそこだと思っている。
広報柏でその後に告知しているので、家族からの応募が一番多いのでは。

Q.子ども縁日は夏を先取りしたようで好評のようだ
A.
子ども縁日、シュートバトルはシュートバトルを最初企画したときにどうせ取り壊す建物だし、いかように汚してもいいよ、と
スプラトゥーンをリアルで体験できるイベントを作らせていただいた。テーマは「夏らしさ」。

1Fでは子ども縁日、地下ではシュートバトル開催

階段を降りると子ども縁日ということで、一足早く夏気分。「夏らしさ」を味わえるイベントでした。
私、インスタでも触れましたがとても盛況で、これだけ切り出して単独イベントとしても成立したんじゃないかな?と思うくらい。
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こちらでは鷲野谷の鳥のビシャ保存会による、鳥ビシャ体験会が開催されていました。
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この鳥ビシャ保存会については、多分そのうちkoji-kojiさんがレポートしてくださるんじゃないかな。
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この下の階、地下1階では子供向けにシュートバトルイベントが開催されていましたが、こちらは取材NGでした~。

そしてメインイベント・14Fの回転展望レストラン

このイベントの目玉ともいえる最上階14Fの回転展望レストランの体験は整理券が事前に配られておりその色で時間が区切られていました。
営業当時のエレベーターとは違う、貨物搬入用のエレベーターで移動。
このエレベーターも市の方達は神経すり減らしたんじゃないかと思います・・・。
そして、14Fへ。

私もほとんど記憶の彼方に置き去りとなっていた14Fからの眺望がこちら!
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イベント3日間の中で唯一の快晴だったこの日、眺望も最高でした。
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ただ、あまりの怖い眺めに泣き出す子どもたちも多かったですね(汗)

当時は画期的だったこの回転する展望レストラン。なんと東京スカイツリーも見えました。
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多分、冬だったらもっと鮮明だったと思う。

商業施設・スカイプラザ柏の屋上はイベントブースだったんですよねー。緑の床の部分は歩くことができたようです。
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もっと左の方を見ると、日立台の柏レイソル・ホームスタジアムと手賀大橋も見えてきます。
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数々の思い出が頭をよぎるのか、立ったままじっくり思い出に浸る方、夢中で写真を取り続ける人、大はしゃぎの子どもたち。
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NHKのインタビューを受けられていたこの方は南柏在住の40代の方。生粋の柏っ子とのこと。

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当時を偲ばせる注意書きの貼り紙もあり、私にとっても非常に印象に残る景色でした。
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さて、後編では20日のイベントフィナーレ、そして今後のそごう柏の情報についても書いていきますね。
お楽しみにヾ(*´∀`*)ノ

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