【柏市】小学生が地元YouTuberデビュー!?大津ケ丘第一小学校6年生がチャンネルを開設

【柏市】小学生が地元YouTuberデビュー!?大津ケ丘第一小学校6年生がチャンネルを開設

おはこんばんちわ。
まちっと編集部のナタリーです。

以前まちっと柏にて「大津ケ丘アクティブ大作戦!」の取り組みを紹介した大津ケ丘第一小学校の児童のみなさん(参考:【柏】小学生が地元を応援!「大津ケ丘アクティブ大作戦!」)が、今度はなんとYouTuberデビューしたとの情報があったので、ご紹介します!

10本のオリジナル動画で地元を深掘り「大津ケ丘のふるさとPR大作戦!」

今回開設されたのは、大津ケ丘第一小学校6年生のみなさんによる、地元・柏市大津ケ丘の魅力を紹介、発信するチャンネル。

昨年度の地元の魅力紹介webページ「大津ケ丘アクティブ大作戦!」に取り組んだみなさんも、早くも6年生に…。

前回のwebページ作成はいくつかのジャンルごとに切り口を変え、それぞれの視点から地元・大津ケ丘の魅力を紹介してくれた児童のみなさんですが、今回YouTubeにて公開されている動画に関しては、ただ地域のお店や施設を紹介するだけでなく、自分たちでもアイデアを出して地域の飲食店の新メニューを考案したり、地域の方を招いてパソコン教室を開いた様子も紹介されています

まず自分たちの暮らすまちのことを知り、そこから今度は自分たちができることを考え、実践してきた軌跡が見えるようです。

大津ケ丘第一小学校の「大津ケ丘ふるさとPR大作戦!」動画掲載チャンネル

大津ケ丘ふるさとPR大作戦!

アップされているのは10本の動画。
どれも長さは1分前後で見やすいながらも、1分しかないとは思えないほど充実の内容です!

▲地域の方・保護者向けにPC教室を開催したときの様子

▲ポイ捨て禁止を啓発しまちの美化を促すPR動画

どの動画も作った児童のみなさんそれぞれの個性が出てユニークでありながら、且つ、この2年間の学習を通し、地域住民の方々と着実に関係を築いていることが伺えます。

地域の大人たちを通じて地元のことを学び、自分たちが学んできたITスキルを以て地元へ還元していくという、地域活性と教育の理想的な関係構築のモデルではないでしょうか。

授業を担当した先生・実際に動画を作成した児童のみなさんからのコメント

授業担当・小林先生

本校では、「社会に開かれた教育課程」の実現を目指し、「地域をより良くする」ことをテーマに、創造的な学びに取り組んできました。
特に6年生は、1人1台端末を活用した情報発信を自分たちの強みと考え、これまでお世話になった方々への恩返しをしたいという思いから、今年度の活動を進めてきました。

学習の成果はPR映像の制作にとどまらず、「より多くの方に見てもらいたい」と、市や企業、地域の方々へ積極的にプロモーション活動を行ってきました。
「まちっと柏」への掲載も、昨年度に続き、今年度は児童からの提案によって実現したものです。

「自分たちの地域の良さを伝えたい!」という子どもたちの思いが、多くの方に届くことを願っています。
ぜひPR映像をご覧ください。

動画を作成した児童のみなさん

■今年度の取り組み全体について

私たちは、総合の時間に地域に貢献するためのCMづくりに取り組んできました。

最初は他の学校のPR動画やCMを見て、自分たちはどんな感じで作りたいかを決め、オンラインホワイトボードの機能があるCanvaに動画を見てもらいたい人やキャッチフレーズなどの案をまとめていきました。
授業参観のときには、保護者にどんなCMがいいか、アンケートやインタビューでアドバイスをもらいました。
その次に絵コンテを作成し、それを元にしてCMを作り始めました。

初めてのCMづくりはとても大変で、動画の一部が消えていたり、音声と映像が合わなかったりなどのトラブルが起きました。
しかし、いつもお世話になっている地域の方々に貢献するため、仲間と話し合って課題を改善し、ついにCMを完成させることができました。
作ったCMは、とても好評で、作ってよかったなと思いました。

動画を作り終えたあと、プロモーションとして、ひまわりプラザで行われた「ひまわりプラザまつり」で代表児童がプレゼンをしました。
他にも新聞やサイトの取材を受けたり、柏市にプレゼンして広報してもらったりするなどのプロモーションの成果がありました。

この2年間の活動を活かして、中学生でも地域に貢献したいと思います。

by. ツキナ

■PR映像制作と並行して取り組んだ地域貢献について

私たちは、総合の時間で地域の人達に六年間の感謝の気持ちを伝えるイベントを考えました。

地域に貢献するためにそれぞれ班で分かれ、各々取材やイベント計画を進める学年目標の「シン」に関連した「進」を意識して取り組み、イベント時の様子をまとめたPR映像を作成しました。

私たちの班では、昨年もお世話になったクルトコさんと協力してもらい、特別メニューを開発しました。

このイベントをやろうと思ったきっかけは、これまでの学習でお世話になった農家の方々を中心に柏市内で調達できる食材が多いと思ったことです。
柏産の主な食材はカブ・ブルーベリー・米の三つです。
この三つの食材を使ってクルトコさんの特別メニューに取り入れたら、地域にも貢献できるイベントになると思い、開催を決めました。

あまり成果が出ず何も進まない日もありました。
それでも、放課後一人で作業を進めるなどの努力をしたおかげで、無事イベントが終わったときはホッとしました。

もうすぐ卒業してしまいますが、これからも地域に貢献していきたいと思います。

by. むいむ

■プロモーション活動の一環として実施した地域での研究発表について

私たちは今年度の11月、ひまわりプラザ(沼南近隣センター)まつりで研究発表をさせていただきました。
昨年度も研究発表をしたので2年連続です。

昨年度は「大津ケ丘アクティブ大作戦!」と題し、総合での取り組みの研究発表をしました。
「大津ケ丘アクティブ大作戦!」では、いくつかの班に分かれ、Webサイトを制作しました。
今年度は、地域を広報する動画を作り、研究発表をしました。
私は昨年度も研究発表をしていたのであまり緊張はしないと思っていましたが、直前になると心臓がとても高鳴り、緊張してきました。
しかし、去年と同じようにやればいいと思い最後までやりきることができました。
私が最後のせりふを言い終わると、地域のみなさんがたくさんの拍手をしてくれました。

「まちっと柏」さんのサイトにも2年連続で掲載していただけるので、より多くの方に大津ケ丘の良さを知っていただけるきっかけになるとうれしいです!

by. 光る源氏

大津ケ丘第一小学校の今後の取り組みにも、引き続き注目したいと思います!

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まちっと編集部ナタリー・ティエン

「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。

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