柏駅西口徒歩5分の末広町に東京大学院らが自ら、古い建物をDIYで改修してつくった手作り科学館【Exedra(エクセドラ)】があります。そして、この科学館は毎週土曜、日曜にしか開館していません。さらに来館は予約制。いったいどんな科学館?しかも手作りって?さっそく気になり、予約をして行ってみました。
古い建物の前に置かれた小さな看板を目印に、やっとたどり着きました。すると入口が…。コレは、かなりの勇気がいる出入口です。「えっ!ドキドキするんですけれど…。そしてワクワクします。なんだか秘密基地みたいですね」
勇気を出して大きな声で「こんにちは!」と扉を開けて入ってみると…。そこはまさしく手作り感溢れる科学館。幼い頃に家族で行った科学館の展示物があります。それを見て私の気分は一気に子供時代にタイムスリップ。ワクワク感が止まりません。興味津々で館長の羽村太雅さんに「なんでこのような手作り科学館を開こうと思われたのですか?」と質問してみると。「科学をやっている人の立場から純粋に科学の発展を願う気持ちと、科学に興味を持つ人達に対して面と向かってじっくりと対話をしながら、現場を見てもらったり、直接展示物に触れることが出来る場所を作りたかった」という、真摯な想いからなのだそう。
それを聞いて、私も科学のワークショップに参加してみたくなり「このワークショップは大人でも参加できるんですか」と聞くと「もちろんです」と羽村さん。「そうか。大人でも参加していいんですね」と嬉しくなってメニュー表を見てみます。特に楽しそうなのが【化石発見のワークショップ】。日本の地層から持ってきた天然物の化石の原石をハンマーで割って、化石を探します。これには子供も大人も夢中になりそうですね。
ワークショップで楽しんだ後には、科学をテーマにしたお土産も充実しています。そうそう、科学館や博物館に行った後って、何故か必ずお土産が買いたくなるんですよね。どうしてでしょうね。きっと、今日味わった感動を忘れたくないから、お土産を買って持ち帰りたい。そんな気分になるのでしょうか。
お土産物の中でも私が一番お気に入りなのがこのTシャツ。「おぉ!これは…イノシシの頭骨だな!」とイラストがプリントされています。なんと!このTシャツにはイノシシの頭骨を発見した瞬間の感動がプリントされているんです。子供も大人も発見をして感動が出来る。それが科学の楽しさかもしれないと思いました。
そして只今【手作り科学館Exedra】では、小学生3年生以上を対象に子供達自身のなぜ?を探求する研究部部員を募集しています。実際の現場で研究経験のあるスタッフのサポートのもと、多様な分野の実験観察に挑戦ができるんです。そんな、めったにない体験から未来の研究者が育つかもしれませんね。
科学に興味のある方は柏に来たら「手作り科学館Exedra」に是非行ってみて下さい。百聞は一見に如かず、科学の魅力を羽村さん率いるスタッフ達が伝えてくれます。そしてなにより、ここでは自分自身で不思議を発見する喜びに出会えます。
手作り科学館Exedra 千葉県柏市末広町9-6 柏嶋屋荘
開館:毎週土曜、日曜(年末年始を除く)
来館の予約はこちら 公式WEBページ https://selexedra.stars.ne.jp/ 最新情報はFacebookページをご覧ください。
(リビングかしわWeb特派員:トクコ)
手作り科学館Exedra
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