「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
こんにちは。
既に各メディアで報じられている通り、旧そごう柏店本館の空きビルについて、
現在の地権者である三井不動産から跡地を取得する交渉が大詰め段階の認識であることを
太田和美柏市長が明らかにしました。
2016年に閉店し、今もずっと空きビルになっているこの巨大な建物の話題について取り上げてみます。
旧そごう跡地を取得する目的は?
旧そごう跡地は柏駅東口に隣接する巨大な建物。
太田市長はこの建物を取得してまず更地にし、そこを「種地」として老朽化が進む周辺の2つの商業ビル「スカイプラザ柏」、「柏駅前第一ビル」の地権者に呼びかけた上で連鎖的な建て替えを実施したい模様です。
「連鎖的建て替え」を調べてみると・・・
種地に移転を完了した後は、旧来の建物は取り壊し新たな種地となり、連鎖的に立替を行うことが出来る。
とのこと。
確かに、スカイプラザ柏も柏駅前第一ビルも1973年の開店で老朽化が進み、建て替えが必要な状況です。
中のテナントは出入りが激しいんですけどね。
私自身はこの判断賛成。
柏市が取得することで、少なくともタワーマンションになるという可能性は消滅しましたし、
パチンコ屋やキャバクラビルなど、背少年に悪影響を及ぼしうる可能性が高い施設が駅前の一等地に建つ、というような心配もなくなったと思います。
今更別の百貨店が入るのも違うなと思いますし。
*表現を改めさせていただきました。
さて、柏市が旧そごう跡地を取得する根拠の一つとして昨年5月に策定した「柏駅東口未来ビジョン」というものがあります。
これは、柏市の玄関口として多くの来街者で賑わう柏駅東口駅前の、これからの50年に向けた「未来のすがた」と「未来への取り組み」を示したものになります。
詳細は柏のHPで公開されています。下記からどうぞ。↓
URL: 柏駅東口未来ビジョン ~Future Vision of Kashiwa-Sta. East Side~
この「柏駅東口未来ビジョン」を策定するため、柏市は柏駅東口駅前の地権者を主体に商店会・鉄道事業者等が一堂に会する「柏駅東口未来検討委員会」を令和4年12月に立ち上げ、まちの未来のあり方について議論しました。
本ビジョンで示す「未来のすがた」は、この委員会で検討・共有された「人を惹きつける魅力」、「広がりある高い回遊性」、「みどり豊かなゆとりある空間」といった今後のまちづくりに必要な3つの要素をふまえ、目指すべき未来のひとつとして柏市がとりまとめたものです。
そこで公開されたイメージがこちら。
いかがでしょう?
もちろん、現在の建物や構造はいったん度外視し、どのような姿にしていきたいかというイメージになりますのでこれが今後5年や10年ですぐに実現するわけではありませんよ。
東口がどうなるのかは多くの柏市民が気になる関心事。今こそ柏市民からパブリックコメントを募集しては?
さて、この未来へのイメージに向かって今後柏駅東口をどのようにしていくのか、柏駅東口未来検討委員会のような利害関係者ばかりが話し合うのではなく、先日私の方でも取り上げさせていただいたパブリックコメント制度を使って、意見を募集してみてはどうかなと思うんです。
関連記事:
(実は結構アクセスがいい記事)
柏駅東口のあのスペースは多くの柏市民・柏市外の人々も目にする・アクセスするエリアです。
あのエリアがどうなっていくのかは多くの人が関心を持っているわけで、生きた意見が多く集まると思うんですよね。
是非パブリックコメントを募集してほしいなと思っています。
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この記事を書いたのは…
東葛地域アンバサダーグリフォン
「#柏を盛り上げよう運動」で、柏市民に柏の街をもっと好きになってもらうための活動をしています。カメラを通した柏の息吹を、みなさんにお伝えできるよう日々撮影中。自分たちの住んでいる街をもっと好きになりたいと思いませんか? そのお手伝いをいたします!