【流山】安村明先生の講演会にて子育てについて学んだこと

【流山】安村明先生の講演会にて子育てについて学んだこと

こんにちは、2児の母 toriemaです。

先日、熊本大学大学院人文社会科学研究部 准教授 安村明先生 による

「落ち着きがない?もしかして発達障害?どうかかわればいいの?」の講演会が初石公民館ホールで行われました。

わたしも興味を持ったので、参加をしてきました。

参加のきっかけは?

参加のきっかけは、もうすぐ4歳になる息子の発達に気になるところがあり、母としてどう子育てをしていくべきなのか少しつまづいていたためでした。

子育てには正解がないので、『これで良かったのかな?』と毎回考えてしまうのですが、みなさんはどうでしょうか?

子育てって本当に大変ですよね。

ただ、悩んでいても始まらないので、行き詰まった時こそ外に出て情報を得るようにわたしは心がけています。

今回、安村明先生の講演を聴いてとても子育てのマインドが変わったところがあったので、そちらをみなさんにも共有できたらなと思います。

 

子どもを褒めるポイントって知ってる?

安村先生の講演の中で、印象に残った話の一つに【子どもは叱られるよりも褒められた方が伸びる】というのがありました。

それは知っているよ!という人がほとんどだと思いますが、

褒める際に大切なのは、子どもの【能力】ではなく【努力】に注目をすると良いそうです。

仮に100点のテストを持ってきた時に、『100点が取れてすごい』というよりも

『毎日宿題を頑張っていたからだね』というように努力を褒めてあげると、子どものモチベーションはよりいい方向に変わっていくんだそうです。

うちの子で例えるのであれば、今まで『〇〇できてすごいね!』と褒めていましたが、

『〇〇をしたから達成できたね!』というように過程にもう少し目を向けてあげると良いということを学びました。

 

家訓を決めると子どもの心も安定する

【家訓を決めると子どもの心も安定する】これも印象に残った話の一つです。

家訓を決めて守らせることで子どもと親との信頼関係がしっかり築けることを説明されていました。

家訓と言っても難しいものではなく、

・ゲームの時間は40分

・床を綺麗にしてから寝る

・交渉はしていいが、最後は親の言うことを聞く

というように、その家独自のルールを決めておくといいのだそう。

実は、我が家には家訓というものは存在していなかったのですが、講演を聴いて作った方がいい!と思ったので、近日中に家訓を決める予定です。

 

発達の凸凹のメリット

発達の凸凹があると、できないことに目が行きがちになりますが、

【脳の弱い部分がある子は脳の強い部分も持っている】と安村先生が話していたのが印象に残りました。

確かに息子も他の子と比べてできないこともありますが、好きなことに対しての集中力はとてつもなくあるタイプなのです。

発達の凸凹を悪いと捉えず、メリットがあると思って考えると息子の将来に対して期待を持つことができました。

世界の偉人である、アルベルト・アインシュタイン、トーマス・エジソン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、イマヌエル・カントも発達の凸凹があったとされ、全員得意なことを極められる脳の持ち主という訳です。

息子がそこまで大成すれば嬉しい限りですが、

そうでなかったとしても親として息子の希望ある将来を一緒に描いていきたいと思えるようになりました。

 

おちつき度を測定できる!?安村明先生の研究

講演会の後に、おちつき度測定について案内がありました。

「おちつき度測定装置」は安村明先生が研究されているものです。

この装置はいち早くADHDの兆候に気づくことができるものとして注目されているもの。

測定時間は5分ほどで、脳の血流を計測できるバンドを頭につけて簡単な問題を解きます。

「障害」なのか「特性」なのか、脳の働きを見ながら判断することができるそうです。

落ち着きがないために損をしている子どもたちの救いとなるそんな装置でもあります。

対象年齢は、5歳〜12歳。

今回息子の年齢は対象ではありませんでしたが、いつかの機会に測定できたらいいなと思いました。

 

さいごに…

講演に参加をして、少し子育てのヒントをもらうことができました。

また、機会があれば足を運び学びを深めていきたいと思います。

 

流山市初石公民館

  • 〒270-0121 千葉県流山市西初石4丁目381−2

安村明准教授 プロフィール

NPO法人green

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まちっと編集部toriema

流山在住。2歳と4歳の子供を持つ母。流山・柏・松戸エリアの子育て情報をメインに発信していきます★

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