【新型コロナウイルス感染者の急増により、開催が中止になってしまいました。楽しみにしていた皆様、誠に申し訳ありません。次回の開催時の“ストパ”をよろしくお願いいたします。（2022年1月13日追記）】
年に4回、柏駅前ハウディモールのホコ天で開催される「ストリートパーティー」が、2年ぶりに戻ってきました！
ふだんクルマが往来する道路がいろいろな遊びで埋めつくされる…日常が非日常になるこのワクワク感が、ストリートパーティーの醍醐味。
私がこれまでで一番印象に残っているのが、こたつが一列に並んだ光景です（アイキャッチの写真）。実に、爽快・痛快でした！（今回は残念ながら登場しないのですが…。）
第13回のストリートパーティーが1月16日（日）に開催されるのにあたり、実行委員の皆さんのインタビューとともに、各企画や“ストパ”の魅力をチェックしていきましょう！
※当日はアルコール消毒の設置やソーシャルディスタンスなど、感染症対策にじゅうぶん配慮して開催いたします。
みちあそび
「かしわ子育てまちづくりネットワーク・ここっと」の三好玲子です。
芝生エリアにいろんなあそび道具を広げています。自由に遊んでいってくださいな。
気がつくと名人が指南をしてくれたり、道に落書きもできちゃったり、“何時間も遊んじゃった～”なんて叫んだりできます。
とにかく遊び倒そうぜぇぃ！
実行委員・三好さんもこの笑顔！
どこからともなくベーゴマ名人現れる。
そして、ディアボロ名人も現れる。コツを丁寧に教えてもらえますよ～！
落書きアートは、子どもはもちろん大人も夢中になります。意外に中高生に大人気のコーナーです。
描いた絵は最後に自分たちで掃除します。 「“掃除”と聞くと面倒そうでも、この時間を一番楽しみにしている女の子がいました。この子は足に水がかかっても良いように、晴れの日でも長靴を履いてくるんです」とUDC2副センター長・安藤氏。
売らねーしの館
売らねーしこと所英明です。いわゆる占いはできません。
カードを3回引いていただき、その言葉を二人で味わいます。
ストパは大好きです！ 前に創作紙芝居をやりましたが、全くウケませんでした…。
前回のストパから登場した人気企画。「途中から付け髭が半分はがれていたのに気づかずやっていました。あー、恥ずかし」と所氏。
餅つき体験
「餅つき」担当の青木です。柏市民になるかなり前から柏のまちに入り浸り（笑）、近隣地域の方々と一緒に、皆の笑顔を求めて活動しています。
年中行事が相次いで中止になったことで減ってしまった、子どもたちの「経験」の場を作るべく、祭り仲間とともに盛り上げます♪…などと偉そうなことを言いつつも自分が一番楽しむ！ それがストパの良さ☆
子どもが餅つきしてる様子は、親御さんにとっては格好の撮影ポイント！ 必死に撮ろうとする姿は何とも微笑ましい。「でもスタッフが代わりに撮るので一緒に楽しんで！」と青木さん（写真左端）。
科学実験
めんたと申します！ ストパは毎回参加しています。
ストリート実験室では、家でも簡単に用意できる材料と方法で、実験工作をしています。今回は暖かいお風呂に入れて楽しめるバスボムづくりをする予定です。
ストパはふだんの道だったらすれ違うだけだったかもしれない人たちと関わり、笑いあえる素敵なイベントだと思っています。今回もたくさんの人たちと一緒に、笑いや驚きを共有できたらと思っています！
「“家でもできるかなぁ”と半信半疑のご家族が、熱心に取り組み、会話がはずんでいるのを聞くと、とても嬉しいです」と、めんた先生。
ストリートサッカー
ストリートサッカー協会・徳井です。今回は2回目の参加です。
前回同様、直径5ｍのケージ（囲い）を1つ準備し、試合時間は3分間、PANNA KNOCK OUT（股抜きで即終了!!）のルールで楽しみたいと思っています。
ふらっとボールを蹴りに来てください！
1vs1なので、試合中は参加しているあなたが主役です。ゴールを狙うもよし、PANNA（股抜き）を狙うもよし。“ストサカ”を楽しみましょう。
けん玉
NHK紅白歌合戦けん玉ギネス4年連続出場の「けん玉先生」トーゴです！ ストパー初参加です!!
短時間でも楽しい！ 玉を挿したり乗せたりだけじゃない！ 世界の「KENDAMA」を体験できます！
GLOKEN「けん玉検定」やけん玉道級認定も受審できますよ！
高校時代を過ごした思い出の地である柏駅前で、皆さんと楽しみたいと思います！
2019年夏・つくばロックフェス会場「けん玉ブース」。皆さんダウンスパイクを成功させて大喜び！
打楽器とギターのミニコンサート・体験
市民公益活動団体KASHIWA NOTE（カシワの音）の藤本亮平、三谷光恵、渡辺沙織です。ストパは初参加！
当日は打楽器とギターの体験ブースを開きます。初心者の方でも楽しく演奏できるようになりますよ！
またミニコンサートでは皆さんになじみのある曲をお届けいたします。
柏の皆さんと一緒に音楽を楽しめたら嬉しいです！
昨年7月にカシワテラスで開催した「朝活×打楽器」の一コマ。カホンやジャンベを参加者の皆さんと一緒に演奏。ストパではこちらにギターも加わります。
ドラムサークル演奏体験
ファシリテーターの中島静代です。ストパは初参加です。
ドラムサークルは、みんなで輪になって、打楽器やパーカッション（ドラム）で即興の演奏をおこないます。演奏に間違いはないので、自由にドラムを叩きながら、だんだんみんなで一体感を感じてもらえたらと思います。
柏のストリートにみんなのドラムの音を響かせましょう！
小さいお子さんからお年寄りの方までみんな一緒に楽しめるのも、ドラムサークルの特徴。ストパではちびっ子ファシリテーターが現れるかも!?
未来へ繋ぐメッセージアート
柏市中央町の家庭的フランス料理店【エビストロEBIZO】の近江佑太です。
ストパの参加は初めてですが、私自身は2年前に来場者として子どもと一緒に体験。
ジャンルの違ういろいろなお仕事や活動をされている方々が、一同に集うということ自体に遊びの多様性を感じ、参加させていただきたいと思いました。
「未来へ繋ぐメッセージアート」では、1年後の自分や家族に向けたメッセージを書いて壁紙に貼り付けていき、1枚の大きな絵にしていきます！ うまく絵になるかは当日のお楽しみ！
ちぎったカラー用紙にメッセージを書いて、この下絵に貼りつけていくと、縦180㎝×横270㎝の大きな絵ができあがります！
ストパの生みの親・UDC2副センター長 安藤哲也氏がストパを語る！
ストリートパーティーは、休日・祝日に歩行者天国になるハウディモールを活用して「あそび」をテーマに人の繋がりを育むことを目的としたコミュニティ育成プロジェクトです。
毎回、市民参加の実行委員会を起ち上げており、今回は過去最高の人数が集まっています。そんな実行委員会のモットーは毎回3つです。
①無理をしない：大規模なイベントではなく、日常の延長線上を目指しています。無理をせず、自分たちが楽しいと思える範囲で開催することが、継続して開催することに繋がります。
②ちょっとオシャレに：道路を「映える」空間に変質させることを目指していますが、これはあまりできていません（笑）。
③お客様なんていない：当日あそびに来る一般市民の方々と実行委員のメンバーは対等です。一般市民の方々に「楽しんでもらおう」ともてなすのではなく、あくまでも一緒に楽しむことを大切にしています。実行委員のメンバーがまず楽しむ。その姿を見て楽しそうだから人が集まるのです。
2019年第8回ストリートパーティー。毎回、道路で皿回しをしている人がたくさん現れます。彼女をほったらかしにして1時間やり続ける男の子、海外の女性、おじいちゃんとおばあちゃんが一緒に楽しんだりする光景も…。
安藤氏が考える「ストパ」と「ダイバーシティ」とは？
世界中でダイバーシティ（多様性）が重要と言われていますが、多様性とはどういうことでしょうか？
互いを排斥し合うのではなく、ゆるし合い、認め合うこと、つまり多様性の本質は寛容性なのです。自分に対しても他人に対してもゆるく、やさしくなれる場所が都市には必要なのです。
ストパは老若男女が笑顔になれます。知らない人ともたくさんの会話が生まれます。この空間に来たら「あそび」のパワーを実感することができるでしょう。「あそび」は心の栄養と言われています。皆さん、ぜひ栄養を補充しに来てくださいね。
2018年第5回ストリートパーティー。毎回終了後に記念撮影をします。前列左端が安藤氏。
そして…箏とフルートの演奏・体験も！
実は、私・石井も「ストリートKOTO＆フルート」として参加します！
ストパは4回目。今回はフルート奏者の植村順子さんとのコラボです。
お正月のお約束「春の海」やJ-POPの演奏をお聴きいただいたあとは、箏やフルートの体験コーナーあり！
前回2020年第12回のストパでバイオリンと。お客様から「お正月から縁起がいい」とお声をかけていただきました（笑）。
ぜひ一日限定の非日常の空間で、いろいろな“あそび”を楽しんでいってください！
きっと寒さも吹っ飛びますよ！
※今回の写真は、UDC2および実行委員の皆さまから提供していただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
1月16日（日）12:00～16:00開催！ 雨天時や新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、中止になることもあります。
チラシ裏面。どこのエリアで何がおこなわれているか参考にしてくださいね！
柏駅東口ハウディモール
【ストリートパーティーについてのお問い合わせ】
- 柏アーバンデザインセンター（UDC2）
【住所】千葉県柏市柏1-5-18
【営業時間】平日10時～17時
【電話】04-7166-5000
【Eメール】info@udc2.jp
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この記事を書いたのは…
「ちゃーりんぐ柏」代表石井雅子
柏生まれ柏育ち。編集者・箏（こと）奏者。市民活動家の両親が2015年前後に他界したことをきっかけに、柏に興味を持つようになる。2021年、柏の歴史スポットを自転車で巡る「ちゃーりんぐ柏」プロジェクトを立ち上げ、2022年市民公益活動団体として登録。2023年5月、補助金申請や情報発信、連携などをサポートする中間支援団体「ジセダイ歴史文化継承研究所」を設立、事務局長を務める。
