5月に「cafe snow」を訪れた際、ぶらぶら散策してすっかり気に入った桜井駅周辺。そのときに「次来るならここだ!」と直感が働いたお店に今回来てみました。その名も「curry punk(カリー パンク)」。店名もさることながら、テナントが入っているビルの雰囲気と立て看板のセンスにやられました。
風格たっぷりの商業ビルの2階を目ざして
阪急電鉄箕面線「桜井」駅から直線距離にして約50m。レトロな佇まいのビル「サンティエ桜井」の2階にある「curry punk」。少し張り出したガラス戸に丸っこいフォントが目立っていて、2階ながらもなかなかの存在感です。
音楽への愛とこだわりがダダ洩れの店内
「サンティエ桜井」が醸し出す空気感は「curry punk」の店内にもあふれていました。おシャレな中にどことなく漂う懐かしさ、隠れ家的なバーを思わせる居心地、そして青春時代に引き戻されるBGMの選曲。私は1990年代前半をアメリカの大学で過ごしたのですが、その時代によく耳にしたようなサウンド。あの頃流行った、ブラー、パールジャム、レッチリ、ニルヴァーナ、グリーン・デイ、オアシス・・・そういったアーティストを次々と思い出しました。
品の良いスパイスカレーで極上の香りを味わって
フードメニューのカレーは2種類。「お肉系」のAと「豆・野菜系」のBで、1種なら900円、2種盛りで1200円です。300円の差で2種類味わえる方がおトク!と考えてオーダーしたところ、ご店主の岡さんは厨房でカチャカチャと作業を始められました。なんとなく、カレーはすでに準備を終えたものを温めてサーブするだけ、との固定概念があったのですが、こちらでは直前の仕上げにひと手間加えられているのかな?待つこと20分、これは期待値アップです!
カレー屋さんでラジオDJなジェントルマン
お店のインスタグラムによると岡さんは香辛料を扱う商社に勤務されていた経歴をお持ちで、また、現在は「タッキー816みのおエフエム」でラジオDJも担当されているのだそう。なるほど、どおりで。
スパイスの香りが高いカレー、個性的な音楽センス、そして何より岡さんの温かいお人柄、すべて合点がいきます。お店に入る直前、私が折り畳み傘の置き場に困っているとサッと手助けに出てくれたり、お水のお代わりのさりげなさだったり、メニューの質問に対する丁寧な受け答えだったり。動きや言動のはしばしに気配りを感じて「なんてジェントルマンなの~!」とすっかりファンになってしまいました。
桜井駅周辺、やっぱり、ステキ。
curry punk(カリー パンク)
- 住所:箕面市桜井2-4-5 サンティエ桜井2F
電話番号:070-1794-1979
営業時間営:11時半~17時
定休日:日曜、第3土曜定休・不定休あり
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンイナリーバ
若いとき世界に向いていた目が今は地元に全集中。徒歩や自転車で見つける街の情報、楽しくてたまりません♪