「まちっと柏」をご覧の皆様、東葛地域アンバサダーのグリフォンです。
こんにちは。
今回は、2月から導入が開始されるシェアサイクルについて。
都内を始め、千葉県でも数多くの市で導入が行われているシェアサイクル、昨日(2025年1月21日)の太田和美柏市長定例記者会見で明らかにされましたね!
昨日の記者会見で共有された資料がアップされています。こちらからどうぞ。
市長からのトピックス情報
柏市で2月5日からシェアサイクルを250台導入開始
それにともなって59箇所にも及ぶサイクルステーション(シェアサイクル用自転車の設置場所)が設置されます。
設置されるのは、柏駅やその周辺駅(南柏、新柏、高柳)の他、公園、道路、市役所敷地などの公共用地、またショッピングモールでは「イオンモール柏」にといったところが決まっています。
このサイクルステーションは、今後の利用状況を見て、徐々に他の駅周辺や民間施設に設置が拡大する予定で、当初の目標として150箇所、600台程度を目指すのだとか。
今回導入されるシェアサイクルは
・電動アシスト自転車
・使用に際して利用料が必要
・利用に際してスマホで簡単に利用手続きが出来る
・同一事業所のサイクルステーションに限り、市内・市外問わず、返却が可能
・利用は24時間可能
・トラブル時でも専用のコールセンターで24時間対応可能
といったところ。
なお、既に市内で利用が始まっているレンタサイクルと何が違うのか、というところですが違いは下記の通り。
シェアサイクル | レンタサイクル | |
自転車の返却 | 複数のサイクルポートに自転車を返却できる。 | 自転車を借りた店舗に返却する必要がある。 |
利用方法 | アプリで登録して利用する。 | 窓口で貸出手続きを行う。 |
料金 | 利用料金が比較的安価で、時間帯によって細かく分けられている。 | 利用料金は様々で、シェアサイクルに比べて高い場合が多い。1日貸出が中心。 |
利用シーン | 買い物やビジネス利用、日常利用など、様々な移動シーンで利用できる。 | ホテルや公共施設等で自転車を借りて、周辺のホテルで食事や買物など場所が限定される。 |
利用に際して、既に上がっている問題点にどう対応するかが課題。
さて、このようにいいことづくめに見えるシェアサイクルですが、既に他の都県で上がっているシェアサイクルによる問題点が柏市でも上がってくることが考えられます。
具体的には、以下のような問題点があります。
- 借りるまで自転車の状態が不明
シェアサイクルで使用する自転車のメンテナンスやバッテリー交換は、専門の事業者によって都度行われています。
アプリで自転車の充電状態などが確認できるといいですね。 - 借りられない、返す場所がないことがある
休日や天候に恵まれた日など、利用が集中する時期や時間帯によっては、サイクルステーションの自転車が全て借りられてしまい、
利用できないことがあります。逆に、返却するサイクルステーション内が満車になってしまうと、その場所に返却ができないこともあります。
他の返却場所を探す間も利用料金は加算されるため、事前にサイクルステーションの位置をチェックしておくことが必要です。 - 利用マナーにまつわる課題
利用マナーにまつわる問題も増加しています。サイクルステーションからはみ出した場所に自転車が置かれ交通の妨げになる、乱雑に置かれる、中利中の自転車のカゴにゴミが投棄されるなどの問題が発生しています。
今後、シェアサイクルがより一般的な交通機関として発展するためには、これらの課題への事業者・自治体側の対策に加え、利用者側のマナーを向上させることが必要になりますね。
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
東葛地域アンバサダーグリフォン
「#柏を盛り上げよう運動」で、柏市民に柏の街をもっと好きになってもらうための活動をしています。カメラを通した柏の息吹を、みなさんにお伝えできるよう日々撮影中。自分たちの住んでいる街をもっと好きになりたいと思いませんか? そのお手伝いをいたします!