昔から興味があったのに、なかなか気軽に体験する機会のなかった日本画。
ファミリ柏3階の「kamonかしわインフォメーションセンター」でワークショップのチラシを見つけ、即予約しました。
日本画とは?
2/23(木・祝)、開講時間の9:30少し前に、「パレット柏」に到着すると、みなさん既に着席。
受講者は中学生から70代の方まで幅広い年齢層で、外国の方もいらっしゃいました。
まずは、日本画とは何か、日本画に使われる画材などのレクチャーから。
「日本画は何も描かない余白の美を大切にした、光と影ではない、線と色と面の表現」なのだそうです。
URL: ここから久保文音先生の作品がみられます
琳派の梅を描くぞ!
梅の花の咲く季節の今回は、江戸琳派の祖・酒井抱一の弟子で江戸時代後期の絵師、鈴木 其一(すずき きいつ。1795年~1858年)の作品をお手本に描きます。
まずは、裏面をB2の鉛筆で塗りつぶした紙の上から、作品の梅を色紙に鉛筆でトレース。
本物を見ながら描くのではなく、なぞるだけなので、意外に簡単。
そして背景の色を、それぞれ自分の好きな色で塗り、乾かします。
URL: 久保文音先生のインスタ
墨と顔彩で「たらしこみ」の技法を
たらしこみというのは、最初に塗った墨が乾かないうちに他の色を垂らすことで、絶妙な加減で色が混ざること。
簡単に言うと「にじみ」のことで、江戸時代を通して琳派と呼ばれる絵師を中心に用いられた、日本独自の技法です。
偶然に生まれる要素が強く、絵師でもコントロールがむずかしいという技法に、全くの初心者の私も挑戦!
自分にどんな作品が描けるのかと心配でしたが、やさしい先生のアドバイスもあって、なんとかかんとか色紙が完成。
レクチャー、下書き、色付けと、2時間という短い時間では少々あわただしかったですが、日本文化のひとつに触れることができて大満足。
水彩画とあまり大きな違いもなく、意外に手軽に挑戦できたので、自分でも顔彩を入手して季節の花を描いてみたくなりました。
この講座を受講してから、街を歩いているときなど、梅の枝を真剣に見るようになったことも付け加えておきます。
3/26(日)には、講師の久保文音さんのアートワークショップとライブペイントが、パレット柏で開催されます。
ピアノ演奏とコラボするライブペイントは予約不要で、自由に観覧できるので、立ち寄ってみてはいかが?
久保文音 絵画・日本画教室
- 公式LINEアカウント(@141tzgro)で友だち登録すると、展示会やワークショップのお知らせなどが届き、ワークショップの参加申し込みができます
◆「日本画ワークショップ」8/19(土)12:30~14:30
◆「絵画造形ワークショップ」(パレット柏主催)
着彩・アクリル画、模写、墨絵などテーマを定めたさまざまなジャンルのワークショップ
3月、5月(大人になって始めるこれからアート)
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この記事を書いたのは…
ジモトミンきたこ
松戸市在住。万年ダイエッターですが、おいしいものにはアンテナ立ててます! 地元のおいしいお店、スイーツ、季節を感じられるネタなど発信していきたいな。