第16回献灯まつりが8/9(水)・10(木)、松戸宿坂川沿道で開催されます。
江戸時代、水運と宿場で栄えた松戸の町で、毎年夏の盛りに行われていたという「とうもろこし市」。
松戸宿の人々にとって夏の風物詩だった「とうもろこし市」は、今も時代を超えて地元の人々に親しまれています。
「とうもろこし市」が立つ縁日には献灯が行なわれたという昔からの言い伝えにちなみ、「献灯まつり」も開催されます。
坂川の流れに沿って多数の行灯(あんどん)や提灯(ちょうちん)を並べ、自然の恵みや坂川を開いた先人たちに感謝の気持ちを表します。
縁日屋台やステージなどもあるので、夏の夕涼みのひとときを楽しんでみませんか。
“おばあちゃんの夢灯籠”が事前購入できる
松戸宿を支えてきた坂川沿いに、およそ500mにわたって1000基の献灯が並びます。
旧松戸宿一帯を散策し、川と歴史のある、風情の残る街の魅力を再発見しよう。
とうろう流しの「とうろう」は、会場周辺商店(のぼり旗のある店)で、1個700円で8/8(火)まで販売中。
事前に自宅でゆっくりと、とうろうに絵や名前を書いて組立てしておくのもおすすめ。
「献灯まつり」当日は、神社境内の受付に持参し、ロウソクに明かりを灯しゆっくりと川に流します。
指定のとうろう以外は放流できません。
ネット販売も8/7(月)まで実施しています。
「献灯まつり とうろうセット」組み立て式1個1000円(送料込)
お店もネット販売も数量限定なので、早めに購入を!
開催日当日も会場内「慈眼寺」で、とうろう組み立て・販売が行われます。
放流後のとうろうは回収し、8/26(土)10:00から松龍寺でお焚き上げ法要を行います。
URL: とうろう販売サイト
とうもろこし市
浅草寺の「ほうずき市」などでも知られる「四萬六千日(しまんろくせんにち)」は、1日参拝すれば、46,000日分参拝したのと同じご利益があるという観世音菩薩の縁日。
「とうもろこし市」も、旧松戸宿、松龍寺境内にある「すくも観音」の「四萬六千日」が由来の行事です。
赤くて種の多い実は雷除けになると言われ、「ほおずき市」や「とうもろこし市」が立ったのだとか。
当時の品種は赤とうもろこしだったのでしょう。
現代では鮮やかな黄色のとうもろこし。
タレと製法にこだわった、1本1本手で焼く芳ばしいとうもろこしを、ぜひ味わって!
URL: 松戸市観光協会(松龍寺)
ステージやむかしの遊び「三丁目の夕日屋」も登場
両日とも13:00~20:30は、坂川沿道と松龍寺参道に縁日屋台が登場する他、イベントが盛りだくさん。
「松先稲荷」の境内では、今では珍しい昭和の手遊び玩具など、当時子どもだったシニアの皆さんが、その極意を伝授してくれます。
15:00~18:00 ※参加無料
さらに、春雨橋親水ひろばのデッキをステージに、太鼓演奏や歌などを披露。
17:00~21:00※観覧無料
ひろばでは、ワークショップやゲームなどを楽しめる「おやこ縁日」も開催されます。
13:00~18:00※費用実費
家族そろって、松戸で夏休みの思い出を作りませんか!
URL: ステージ・スケジュールはこちら
第16回松戸宿 献灯まつり
- ■会期:8/9(水)・10(木)13:00~21:00※荒天中止
■会場:旧松戸宿坂川沿道一帯(春雨橋親水広場、松戸神社・松龍寺・慈眼寺境内、およびレンガ橋までの坂川沿道)
■アクセス:JR常磐線・新京成線「松戸」駅西口下車、徒歩約5分(キテミテマツド裏)
■内容
縁日屋台(13:00~20:30/坂川沿道)
とうもろこし市(16:00~20:30/松龍寺参道)
とうろう流し(18:00~20:30/坂川仮設桟橋)
ステージ(17:00~21:00/春雨橋親水広場デッキ)
おやこ縁日(13:00~18:00/春雨橋親水広場)
四萬六千日献灯(18:00~20:30/松龍寺境内)
■問い合わせ:℡047-362-5356(松戸宿坂川献灯まつり実行委員会) URL:https://www.kentou.org/%e4%bc%9a%e5%a0%b4%e3%83%bb%e4%ba%a4%e9%80%9a%e6%a1%88%e5%86%85/
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンきたこ
松戸市在住。万年ダイエッターですが、おいしいものにはアンテナ立ててます! 地元のおいしいお店、スイーツ、季節を感じられるネタなど発信していきたいな。