2つ目のテーマはパンと「組み合わせて美味しいもの」、パンのお供やパンと一緒に食べたい料理にしたいと思います。
パンのお供とは、例えばジャムやパテ、チーズなどの順当なものから、味噌や漬物など意外なものまで。一緒に食べたい料理も洋風のものにとらわれず、幅広くご紹介していこうと思います。
パンは1年365日、常に食卓の上にある食べ物なので、自然とパンを中心にした食事になります。チーズ数種、ジャムは常に冷蔵庫にあり、ジャムは数種類同時に食べ進めることもあります。
特にジャムを買うつもりで入ったお店でなくても、あるとつい手が出てしまいます。松戸の「パティスリー・マーサ」(現在はテラスモール松戸にも出店)に行った時にも一度、イチゴのコンフィチュールを見つけて買ってしまいました。
粒が残った果実味の豊かなタイプ、すっきりした甘さなので一食でたっぷり使ってしまうので1瓶では足りなかったなとすぐに公開した記憶があります。
実は、買いに行ったのはモンブランでした。ここのモンブランは栗のクリームだけでなく台のタルトが大好きで、人生で3本の指に入ると思っています。
リビングの企画で「フラワーボックスみたいなケーキ」をお願いした時にも、快くお引き受けいただいたばかりか想像の何倍も素晴らしいケーキに仕上げてくださいました。いつかこのコーナーの派生でなにかコンフィチュールをお願いする、なんて企画が実現したら…酸味と甘みが絶妙で軽めの口当たりの果実ものや、豆のペーストをベースにしたもったりとしたものをお願いしたいなぁ、などと妄想しています。
パテやテリーヌも見かけるとつい購入してしまいます。
パテではレバーが一番好きです、時間がある時には自分で作ったりもします。小金原の「Zopf」では冷蔵ケースの中でレバーペーストを見かけると数回に1回はケースを開けてしまいますし、2階のカフェ、「Ruheplatz Zopf」では朝食時間を終わってからの定番メニュー「パテとマリネ」をよく選択します。
外では洋風になりがちなので、家では失敗を恐れず、チャレンジしてみています。どんな組み合わせが出てくるか…乞うご期待!
パティスリーマーサ
Zopf
URL:http://zopf.jp/
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この記事を書いたのは…
パンコーディネーターAD福地 寧子
一日3食、年間1095食以上パンを食べ続けて四半世紀を過ぎたパン食人。パンの記事執筆、イベント企画、レシピ提案、講義登壇、メディア出演など、パンのおいしさと楽しさをより多くの人と共有すべく活動中。