3月3日はひなまつり、桃の節句ですが、金魚の日でもあります。
なんで3月3日が金魚の日かというと、1990年(平成2年)に、日本鑑賞魚振興会という団体が「金魚の魅力を世界に広めよう」という目的で制定したのがこの日だからです。
さらに遡ると、江戸時代にはひな人形といっしょに金魚を飾る習慣があったということで、そもそもはそれに由来するものでもあるようです。
そういえば旧吉田家住宅で開催中のひな人形展では、吊るし飾りの中に金魚もいましたよ。
本物の金魚はISEKI(伊勢喜)さん
本物の金魚も見たくなったので訪れたのは柏駅東口にあるペットショッププISEKIさん。
昔ながらの風情のペットショップで、小さい和金(金魚の一種)は3匹で150円とリーズナブル!
メダカやヌマエビやタニシなんかもいて、懐かしくもあります。
ISEKIさん、もともとは魚屋さん(食用の魚のお店)で、イトーヨーカドーの向かいに大きな店舗を構えていたそうです。
そして、その店舗の一角で金魚屋をはじめ、その金魚屋がペットショップとして今も残っているんだとか。
伊勢角さんはのれん分けしたお弟子さんだとのお話も。
ペットショップのISEKIさんは創業40~50年のようで、親子二代にわたって来られているお客様もいるとか。
お店は柏駅東口の駅前通り、ハウディモールを駅と反対方向(柏神社方面)に向かい、左手にあるイトーヨーカドーの向かい側、マクドナルド(敷地が三角なので三角マックとも)の隣にあります。
金魚といえば川澄太一さん
金魚の話でもう一つ話題に挙げておきたいのが、川澄太一さん。
柏ではなく、都内の話になりますが、川澄さん、2022年、2023年と原宿のデザインフェスタギャラリーで金魚展を開催しており、2回とも見たので深く印象に残っています。
このギャラリーは、美大やデザイン学校をはじめ、一般の大学、専門学校の方から一般社会人の方まで、アート好きな人がその作品を展示するギャラリーで、私も時々訪れるんですが(何度か写真展も開催しています)、ここで生きた金魚を作品として見たのははじめてで衝撃でした。
金魚をモチーフにした絵画やハンドメイド作品などを展示する方は結構いますが、なにせ生きた金魚ですからね。
日本橋で例年やっているアートアクアリウムもいいですが、川澄さんは金魚そのものが作品。
それもそのはず、川澄さんは、大学時代から魚のDNAの多様性について研究しており、金魚のコンテストで優勝、水産庁長官賞を5回も受賞している方なんです。
川澄さんのご了解をいただいたので、インスタの画像をリンクしました。
そんなこんなの金魚の日。
いろいろな形で金魚に思いを寄せ、金魚を楽しむ機会になればと思います。
ペットショップISEKI(伊勢喜)
- 住所:柏市柏1丁目5−21
TEL: 04-7167-2013
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この記事を書いたのは…
koji-koji
柏市在住。四季折々の季節の良さ、歴史的な名所・史跡・行事、メジャーなのからマイナーのまで様々なイベントなどを巡ったりするのが好きな千葉県民・柏市民です。農園を借りて野菜や花を育てています。