こんにちは!
生まれも育ちも流山、スペシャリストのスガコウタロウです。
これまで、まなびテラスの活動報告や、運営を担う「よっしー団長(一般社団法人みらいのたね応援団・良峰 武徳さん)」の紹介をお届けしてきましたが、今回は心温まる交流の様子をご紹介します!
今回お届けするのは、「まことひがしふかい保育園」の子どもたちがまなびテラスに遊びに来てくれた時のお話です。
その前に、「まなびテラスってどんな場所?」という方へ少しだけご紹介します。
▶▶まなびテラスとは?
フリースクールでも学校でもない、子どもたちのための居場所。放課後に仲間とコミュニケーションを楽しんだり、自由に遊び学んだりもできる場としても親しまれています。
詳しくはこちら ➔ https://machitto.jp/kashiwa/180328/
▶▶運営:よっしー団長(良峰 武徳さん)
「一般社団法人みらいのたね応援団」の団長として、子どもたちの無限の可能性を信じ、日々パワフルに活動を牽引しています。
詳しくはこちら ➔ https://machitto.jp/kashiwa/179960/
▶▶みらいのたね応援団とは?
「未来を創る子どもたちの主体性を共に育む」をテーマに、子どもたちの自立と成長を応援するサポートチームです。一人ひとりの「たね」を大切に育てる活動をしている団体です。
詳しくはこちら ➔https://note.com/mirainotane/n/n8ad595a495e6
元気いっぱいの交流の様子を、ぜひご覧ください!
記事を読んで気になった方は、次回のイベントに遊びに来ませんか?
参加費は無料です!詳細は記事の最後に掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
流山で見えた、平日昼の小さな祭り
地域で何かをやろうとするとき、つい「人を集める」という発想になりがちです。
けれど実際には、それがなかなか難しい。
特に平日の日中となると、来られそうに見える人が案外来られない。
主婦の方も忙しい。高齢者もそれぞれの生活がある。自営の人も、時間が自由なようでいて自由ではない。
地域には人がいるのに、自然には交わらない。

今回、流山で小さな催しをやってみて、まずその現実を強く感じました。
でもその一方で、別の可能性も見えました。
それは、「集める」よりも、「すでにある動き同士を重ねる」ほうが、地域はずっと自然に動き出すのではないか、ということです。
そのきっかけになったのが、近くのまことひがしふかい保育園とのご縁でした。

まなびテラスのある東深井周辺は、都心に近い便利さを持ちながらも、少し静かで、少し余白のある場所です。
平日の日中は、穏やかである一方で、どこか物静かでもあります。
そこに今回、保育園の子どもたちが来てくれました。

お寺の前の庭、まなびテラスの中の遊具やホール。

保育園にも園庭はあるけれど、広さには限りがある。だからこそ、子どもたちにとっては、より自由に身体を動かせる場所として、この環境がとても魅力的に映ったのだと思います。
そしてこちらにとっても、その存在は大きかった。
子どもたちが来るだけで、場の空気がやわらぐ。
人の気配が濃くなり、空間が「使われている場所」になる。
ただ人が増えたというより、場が目を覚ました、という感覚に近かったです。

もちろん、そこは整えられた公園ではありません。
瓦の道もある。
造園の石もある。
転んでしまっても気にせず夢中なこどもたち。

でも、それを見て改めて思ったのは、子どもたちにとって必要なのは、何から何まで均一に整えられた場所だけではない、ということでした。
少しだけ不確かで、少しだけ予想外がある。
そういう場所に身を置いたとき、人は周囲をよく見て、身体を使って、関わり方を覚えていく。
それは「大自然体験」のような大げさなものではなく、
本来は、町の中に普通にあったはずの感覚なのかもしれません。

そして今回、まなびテラス側にとって特に印象的だったのは、保育園の先生たちのプロフェッショナルさでした。

フリースクールのような場所では、自由さや余白が大きな魅力になります。
一方で、平日の日中に常時たくさんの人手があるわけではありません。
そういう中で、日頃から子どもを見ている保育士の方々の動きは、やはり見事でした。
子どもたちはおもちゃで思い切り遊ぶ。
でも、遊ばせっぱなしにはならない。
片付けながら遊ぶ。
時間が来たら、ちゃんと戻っていく。
帰るときには、来たときよりも場が整っている。
「来たときより帰ったあとがきれいになっている」という冗談まじりの言葉が出たのも、まさにその象徴でした。
自由に見えて、実は場を壊さない。
賑やかなのに、乱れない。
そのバランスを支えていたのは、間違いなく先生たちの力量だったと思います。

まなびテラス側にとっても、この時間は大きな意味がありました。
子どもたちが来ることで、場が和み、盛り上がる。
普段の静かな空間に、別のリズムが入ってくる。
それだけでも十分に価値がありましたが、それだけではありません。
こういう形で地域の子どもたちがこの場所に触れることで、将来的に「ここを使ってみたい」と思う家庭が現れるかもしれない。
フリースクールという存在を、もっと自然な形で知ってもらえるかもしれない。
つまりこれは、宣伝ではなく、場の理解者を増やしていく動きでもあったと思います。

保育園側にも、もちろん明確な恩恵がありました。
広い場所で遊べること。
まなびテラスの中にある遊具やおもちゃを使えること。
ホールで即興的な表現の時間が持てること。
今回は、子どもたちに即興ラップで自分の考えを表現してもらう時間もつくりました。
保育園の子どもたちは、まだ社会性や恥じらいが薄い分、思っていることをそのまま外に出しやすい。
もちろん、すぐに言葉が出ない子もいますが、それでも小学生や思春期の子、大人に比べると、圧倒的に「出す」ことへのハードルが低い。

その場は最後、ブレイキンのようなダンスバトルにまで発展して、大いに盛り上がりました。
ここでも印象に残ったのは先生たちです。
少し照れながら関わる先生もいれば、声を枯らしながらノリノリでラップに参加する先生もいる。
そして園長先生までが立ち上がって場に加わる。

子どもたちだけでなく、大人もまた、
安心できる場に入ると、自分を少し解放できるのだと思いました。

そして、お寺にとっても、この時間には意味がありました。
平日の日中、静かな町に、ちょっとした賑わいが立ち上がる。
それは騒がしさではなく、どこか祝祭に近い空気です。
お寺という場所は、法要や行事の日だけでなく、本来もっと日常の中で人が出入りすることで、生きた場になっていくものなのかもしれません。
そう考えると、今回のように、保育園の子どもたちが来て、先生たちがいて、まなびテラスの人たちがいて、散歩がてら関わる人が出てくる、という状態は、とても理想的でした。

特別な大イベントではない。
でも、平日昼の町に、たしかに“ひらかれた感じ”が生まれていた。
それは、お祭りの縮小版というより、
日常の中に一瞬だけ現れる、小さな祭りだったように思います。
今回やってみて、はっきり見えたことがあります。
地域で何かを生みたいなら、ゼロから人を呼び込もうとするよりも、
すでに存在している営み同士が、無理なく重なる接点を見つけること。
そのほうが、ずっと強い。
保育園には、子どもたちを育てる日常がある。
まなびテラスには、余白のある場所がある。
お寺には、人を受け止める空気がある。
その三つが重なったとき、地域は「イベント」になる前に、まず「風景」になるのだと思いました。

そしてこの風景の延長線上に、今後は高齢者の方や、近所の人たちも少しずつ混ざっていけたら面白い。
子ども、先生、保護者、フリースクール、地域のお年寄り。
それぞれが無理なく同じ空間にいるだけで、町はかなり豊かになります。
流山は、都会的な便利さを持ちながら、まだこういうことが起きる余白のある町です。
だからこそ、「集める」より「重なる」。
この発想で場をひらいていくと、平日の昼間にしかできない地域の交わりが、まだまだ生まれる気がしています。

こちらは定期的に開催しています!
次回は4月21日(火)10:00-12:30開催予定!どなたでも参加可能!参加費は無料!!
お問合わせはスガ(090-2153-8947)
入園前のお子様のプレ場所としても、ママやパパの相談の場所としても、ぜひ!ご活用ください。
まなびテラス ※浄真寺の隣になります。
一般社団法人みらいのたね応援団
まことひがしふかい保育園
おおたかの森ファーム株式会社
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…

おおたかの森ファームスガコウタロウ
東京工業大学工学部を卒業後、工業デザイン事務所にてデザイン業務を経て、家業である税理士事務所に入社。そのノウハウを生かし経営コンサルティング おおたかの森ファーム株式会社 を設立。ボクシング好きの三児の父。











