こんにちは くまがいみさです。
今日は「まつどSDGsノウエン」の水田復活プロジェクトを紹介します♪
耕作放棄された水田を復活させよう!!
田植えのシーズン真っ只中ですね。
毎年この季節になると田んぼに水が張られ、きらきらしていて綺麗だなぁ。なんて思いながら電車や車の窓からうっとり眺めていましたが、今年目に飛び込んできたのが「まつどSDGsノウエン」さんの「水田復活プロジェクト」という企画。
お米を作らなくなった田んぼ。そのままにしておくと、草が生えて害虫や害獣が住み着き、周辺の田畑にも影響が出る可能性があります。そんな耕作放棄された水田を、みんなの力でもう一度復活させよう!というプロジェクトです。
今回はその第5回。5月1日に開催された「田植え」に参加してきました!!
坂川親水広場の駐車場が集合場所。
田植えを通してSDGsや食について知ろう。
駐車場からみんなで田んぼへ移動して植え方などの説明を受けます。
「あまり浅く植えると鳥がきて食べちゃうから・・・苗はお米からできているからね。お米の部分が見えちゃうと食べられちゃうんだよ。」という説明にこの歳になって「はっ!」っと気づく。苗は苗かと思ったけど、たしかに、よく見ると下にお米がついていてそこから緑の葉っぱが伸びている!よく考えると当たり前なのかもしれませんが、考えたこともなかったなぁ、としみじみ。
「今回田植えして収穫して終わりではなく、これからも何年も続いていく、その最初の1年目が今回です。この体験を通して食やSDGsについても学んでもらえたら。」とスタッフさん。
人生で1番泥だらけになった日。
では、いざ田んぼへ!!
まずは田植機で、ある程度苗を植えてもらって、それの列に習って手で植えていきます。
なんと、参加した子どもたちみんな田植機に乗せてもらえました!!
大感激した様子の息子。帰りの車でも「あの乗り物すっごかったんだよ!横からぽとん!って黄色いのが落ちて、レバーもたくさんついてたんだよ!」と興奮気味に話してくれました。
そしていよいよ田んぼへ・・・。
素足は危険なので靴下のまま田んぼへ。私は長靴を履いていましたが、全然うまく歩けない!!
「かかとから足をあげて歩くんだよ。」とスタッフさん。
なるほど。のっそりのっそり歩き、田植えスタート。
土の匂いとはまた違う「泥の匂い」を感じながら、いつもは遠くから眺めていた水田に、自分の手で苗を植えていく。
五感を使って体験するってすごい。きっとこの体験は大きくなっても五感で覚えていてくれるだろうなぁ、なんて思っていたら「ぎゃー!!」っと声が。見ると息子が田んぼの中で転んでる!!
見事に泥だらけになり「いやだぁぁぁぁぁ!!」と泣く息子。
1年に1度、子供の成長も見られる貴重な体験。
そんな息子に優しく声をかけてくれたスタッフの女性。
「初めての参加なのに上手だね~。」その一言で息子の心も持ち直しました。(感謝!!)
そのスタッフの女性も、お子さんが小学1年生くらいの頃から毎年お子さんと一緒に流山の田植えに参加していたそう。
「毎年子供の成長が見られるのも、とても嬉しかったですよ。」とスタッフさん。
「初めて参加したときは少し植えて、あとはその辺走り回って遊びだしちゃったりしていたのに、年を重ねるごとに田植えができるようになって、1年に1度、田植えを通して子供の成長が見られるんです。」
自然のちからに肩の力が抜けていく。
田んぼに来たときは、「水路に落っこちないでよ!!」とか「走ったら危ないよ!!」とか色々口うるさい母だった私ですが、いつの間にか肩の力がふぅーっと抜けていたことに気が付きました。
帰る頃には子供も私も人生で一番泥だらけ。
どろんこの姿で走る息子の背中を見てたくましさを感じつつ、自分自身も子育てのぴりぴり張り詰めていた神経がいつのまにか緩んでいました。田んぼの持つ自然の力のおかげでしょうか。
なかなかできないとても貴重な体験をさせていただきました。
秋の収穫までこの後も何度か参加可能なイベントがあるそうです。
随時情報はSNSに更新されるので、一緒に水田復活プロジェクトに参加しませんか?♪
まつどSDGsノウエン
- 場所:坂川親水広場(松戸市上矢切1234-2)の近くの田んぼ
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンくまがいみさ
ラジオパーソナリティ・MC。パン屋さんとカフェ巡りが好き。環境問題や食育についても勉強中です。 札幌出身。4年前に柏市に越してきて、現在ときめくスポット発掘中。 6歳の男の子と2歳の女の子のママ。