おはこんばんちわ。
まちっと編集部のナタリーです。
もはや自分自身でも把握しきれなくなるほど多趣味な私ですが(単に気が多い)、陶磁器を見る・買う・集めることにも十年ほど前からハマっております。
一介の薄給サラリーマンですので高価なものは手が出しようがありませんが、クラフトショップで好きな作家さんを見つけたり、蚤の市で古今東西のアンティークに出会う悦びは、軽自動車くらいが買えそうなお値段の茶碗を手にするそれに勝るとも劣らないものであると思うのです。
そんな私が今一番気になる展示が、期間限定で松戸市立博物館で開催されているそうで。。。
【~6月12日(日)】松戸市立博物館で「イランの技とデザイン:奥井コレクション展」開催中!
松戸市立博物館ではこのほど、流山市にお住まいだった故・奥井俊美さんより寄贈されたイスラーム陶器を中心とした奥井コレクションを展覧会にて公開中とのこと。
奥井コレクションは、奥井さんが生前イラン等で収集した紀元前5千年頃~紀元14世紀頃の資料、なんとその数313点!
今回はその中から167点、そこに博物館の所蔵資料2点を加えたのべ169点が展示されているそうです。
資料は年代ごとに4章に分かれて展示されているそうなので、一部をご紹介。
第Ⅰ章「いにしえの造形:銅石器時代~サーサーン朝期(前5千年紀~後7世紀)」
イスラーム以前の資料を紹介します。最も古い資料は銅石器時代の土器です。
赤い化粧土をかけ、黒の顔料で文様を描いています。
奥井コレクションには前1000年前後、鉄器時代の初めごろの資料があります。
表面が丁寧に磨かれた黒い土器や、ルリスターン青銅器とよばれる青銅製の武器、装飾品などが特徴的です。
第Ⅱ章「イスラームの多彩なデザイン:9~11世紀」
9-10世紀ごろ、イラン北東部のニーシャ―プールでは多様な陶器が作られました。
奥井コレクションからニーシャ―プールと共通する特徴をもった陶器を紹介します。
第Ⅲ章「技術革新とターコイズブルー:12世紀後半~13世紀前半」
イスラーム陶器らしいターコイズの釉薬をかけた陶器は12世紀以降に作られたものです。
従来の天然陶土に代わってフリット胎土という土が使われ始めたため、釉薬もフリット胎土と相性がいいものに変わり、ターコイズの発色が可能になったのです。
この時期には、焼き上げた釉の上から着彩し、再度焼成したエナメル彩陶器など高度な技術と手間を要する陶器も作られ、高級品として珍重されたと考えられています。
第Ⅳ章「モンゴリアン・インパクト:13世紀後半~14世紀」
13世紀中ごろ、モンゴルがイランに侵攻し、イルハン朝が成立します。
そのような歴史的背景のもと、陶器には中国的な器の形や文様が採用されるようになります。
<展覧会概要>
■展示会期:
2022年4月29日(金・祝)~6月12日(日)(月曜休館)
9時30分~17時(入場は16時30分まで)
■展示会場:松戸市立博物館 企画展示室
■交通アクセス:
①JR新八柱駅・新京成線八柱駅より徒歩約15分
または同駅から新京成バス3番乗り場より小金原循環・新 松戸駅行「森のホール21・公園中央口」下車すぐ
②JR新松戸駅から新京成バス3番乗り場より新八柱駅行「森のホール21・公園中央口」下車すぐ
■観覧料:無料
松戸市立博物館
- 〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀671
電話番号:047-384-8181
FAX:047-384-8194
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この記事を書いたのは…
まちっと編集部ナタリー・ティエン
「まちっと」コンテンツプロデューサー。三度の飯と酒をこよなく愛する、ソロ活の求道者。宝くじが当たったらラム酒の風呂に入りたい。三千世界の酒場を巡り、いつか運命の一杯と相まみえる日が来ることを願ってやまない夢見がちな三十路です。よろしくお願いします。