子どもの頃『不思議の国のアリス』を読んだとき、アリスが体験する幻想的な世界に、一種の近寄りがたさと、それ以上の強い憧れを抱いた方も少なくないのではないでしょうか?
そんなアリスの世界観を再現したような、ときめく空間があるという噂が…。
現在『きになるキノコ展』を開催中の画廊ルミエールさんを訪ねてみました。
ルミエールを運営しているのは…
画廊ルミエールのオーナーは油彩画家の高良麗未(たから れみ)さん。
アトリエにと勧められたこの部屋の広さを持て余し、2020年に思い切ってギャラリーを開設したそうです。
高良さんが絵を始めたきっかけが、象徴主義のクリムトやアール・ヌーヴォーのミュシャという、19世紀末の代表的な画家たちに憧れたからだと伺って納得!
ギャラリーの幻想的で神秘的な雰囲気は、高良さんと親和性が高いんですね。
どのキノコも愛おしい~! 『きになるキノコ展』
企画展『きになるキノコ展』を拝見して驚いたのは、キノコをテーマに、こんなにもバリエーション豊かな、魅力あふれる作品が生み出されるのかということ。
“キノコ画家”結城ペテンさんのお題のリクエストによって、11人の実力派アーティストたちが集結!
一つひとつの作品の色合いやフォルムの美しさ、世界観は必見ですよ!
高良さんの思い
「なぜギャラリーを運営されているのですか」との私の質問に、自身が所属する「国際幻想芸術協会(IFAA)」の作家さんとお世話になった作家さんへの恩返しになれば」と高良さん。
さらに「やっぱり柏でアートを盛り上げたいんです」と語られたのが印象的でした。
気分転換をしたい、癒されたい…そんなときにふらっと立ち寄りたいギャラリーです。
『きになるキノコ展』
【開催期間】2022年7月5日(火)~2022年9月24日(土)
【開廊時間】火~土曜日 11:00~17:00
【休廊日】日曜日・月曜日、祝日
※開廊時間の変更や休廊となる場合があるので、ホームページ・Twitter・Instagramでご確認ください。
【出品作家名】(五十音順/期間中一部作家在廊)
〈企画展〉
雲母りほ、江口あさ子、大竹茂夫、鷹塀三奈、タニガワマリコ、富樫尚美、長野順子、machiko.、結城ペテン、ヨル、高良麗未
〈常設展〉
浅野信二、上田摂子、岸塚正憲、くるはらきみ、Toru Nogawa、藤井健、山口友里、ヨル
画廊ルミエール
- 【住所】千葉県柏市中央1-2-18 秋元印刷ビル202号
【電話番号】04-7126-0662
【Instagram】https://lumiere03.com/
【Twitter】https://twitter.com/LumiereGalerie
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この記事を書いたのは…
「ちゃーりんぐ柏」代表石井雅子
柏生まれ柏育ち。編集者・箏(こと)奏者。市民活動家の両親が2015年前後に他界したことをきっかけに、柏に興味を持つようになる。2021年、柏の歴史スポットを自転車で巡る「ちゃーりんぐ柏」プロジェクトを立ち上げ、2022年市民公益活動団体として登録。2023年5月、補助金申請や情報発信、連携などをサポートする中間支援団体「ジセダイ歴史文化継承研究所」を設立、事務局長を務める。