こんにちわ。さえぴよです。
喜寿の母は孫達におばあちゃんじゃなくて「ばーびぃ」と呼ばせています(笑)
ばーびぃは「歴女」。いわゆる日本史オタクです。
昨年からハマっていた歴史小説のモチーフが今城塚古墳の「大王の墓」ではないかと…?
気になりすぎて…「今城塚古墳公園」と「今城塚古代歴史館」に行ってきました。
今城塚古墳って何だろう?
昔、古墳時代650年頃にできた「大王のお墓」と言われていて
その大王は聖徳太子のひいおじいちゃんにあたる継体天皇ではないか?と言われています。
「三島古墳群」の中では最大の前方後円墳です。
*三島古墳群とは淀川流域北岸、茨木~高槻に広がる500基以上の古墳や遺跡のことです。
今城塚古墳へGO!
通路をぬけると歩道橋(はにわのかけ橋)があり、わたった先にはにわバルコニー(展望台)があります。
最近体力に自信がないと言う割には歩くのが早いばーびぃです。
はにわバルコニーからの景色
はにわバルコニーからの眺めに「おおー!」と思わず拍手!
1500年前の景色が目の前に広がっているような…錯覚でしょうか?
中央に見えるこんもりとした森は古墳の墳丘(ふんきゅう)と呼ばれるところです。
手前に並んでいるのがなんと全部「はにわ」なのです!その数200以上!
ばーびぃは、興奮を抑えきれず早々とはにわバルコニーを降りていきます…もっと近くで見てみましょう。
今城塚古墳の最大の特徴「はにわ」
10年にわたる発掘調査で、200点をこえるはにわが出土したそうです。
精巧なレプリカは、「はにわまつり」とよばれる儀式、祭祀場(ステージ)を再現し、整然と並んでいます。
はにわには家、門、人、馬、鳥、犬や牛など様々な形があり、なんと一つずつ手作り!
よく見たら、一つとして同じものがないのは驚きです。
はにわに触ることもできるのです。子供は恐る恐る乗ってみたり…
何だか不思議なパワーを感じませんか?
6000個もの円筒埴輪(はにわ)
墳丘の周りには二重の濠(ほり)があり、周囲には円筒埴輪が壁のように並んでいます。
こちらの世界とあちらの世界の境目をあらわしているそうです。
この円筒の1つ1つも手作りでよく見ると色々なマークが刻まれています。
作られた窯のサインになっているので見つけてみて下さいね。
「何個あるのかなぁ1、2、3…」と数えだしました。いや、全部数えるの無理でしょう(笑)
二重の濠は芝生広場と散歩道に
墳丘の周りにある濠(ほり)は散歩道と緑いっぱいの芝生になっていて
この日は、保育園の子供たちが「虫がいる~」とにぎやかに走り回っていました。
老若男女問わず、自然豊かな憩いの場になっているようです。
芝生を通り抜けると、墳丘へ登る階段がいくつかあります。
いよいよ墳丘に…
中にはぐるっとまわる小径があります。
大王の墓で中に入れる古墳は他にないそうで、ちょっとした冒険気分が味わえます。
墳丘を探検してみよう~歴史に思いを馳せる~
「ここに石棺が埋葬されていたんだね~すごい土木の技術。」
「古墳のテーマパークみたい…」とおしゃべりしつつ…
緑の公園散歩を楽しみながらも、いつの間にか歴史散策コースになっています。
もしかすると珍しい「カモ」に会えるかも?
散歩の途中…
池になっている濠に向かって無心にカメラを向けるオジサマ方に出会いました。
渡り鳥のカモにまじって「トモエガモ」という珍しい種類のカモがいるというのです!
目を凝らしても見えないのですが、カメラのファインダーを覗くと…
頭に鮮やかなみどりのラインがあり、茶色い特徴的な柄の「トモエガモ」のオスの姿がありました。
毎年大阪で確認されているのは100羽程度…なので会えたらラッキー?
「今城塚古代歴史館」でさらに古代歴史を楽しむ
公園を一周し準備体操?を終えたところで、歴女さんにとってはここからがメインです!
今城塚古代歴史館にやってきました。
北摂(三島郡)古墳群の歴史や古墳づくりについて詳しく映像や展示で知ることができるようになっています。
古墳群で発掘された本物をガラス越しではなく間近で見ることもできます。
さらにお願いすれば「高槻市文化財スタッフの会」の方が無料でガイドをしてくれるのです!
「感激~!!」ばーびぃは目を輝かせて聞き入っていました。
ガイドさんとの話が盛り上がりすぎて、時間も忘れるほどでした。
どっぷり歴史を楽しんだと思いきや、あまりの情報量に一度では理解できないね〜って、、
また来ます(笑)
★「まが玉づくり・プラ板づくり」「ハニワ作り」などイベントも開催しています。
▼今城塚古代歴史館の詳しい情報はコチラ
今城塚古墳公園
- ■所在地:高槻市郡家新町
★徒歩:JR摂津富田駅より約25分
★市営バス:JR摂津富田駅より<奈佐原>行き「今城塚古墳前」徒歩2分、または<関西大学・萩谷・萩谷総合公園>行き「氷室」徒歩2分
JR高槻駅北より3番のりば‹奈佐原›行きで、「今城塚古墳前」下車すぐ
★車:国道171号「今城町」の交差点を北へ、約800メートル「清福寺」の交差点を左へ、3つめの信号を左折
※今城塚古代歴史館駐車場(無料)約35台分
※できるだけ環境に優しい公共交通機関をご利用ください
■開園時間:終日
■休園日:なし
※今城塚古代歴史館の休館日(月曜日(祝日の場合を除く)、祝日の翌平日、12月28日から1月3日)は、駐車場がご利用いただけません URL:https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/history/4648.html
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この記事を書いたのは…
ジモトミンさえぴよ
北摂生まれの北摂育ち、年の差5人兄弟の子育ても23年目に突入。子育て世代からおじいおばあ世代まで、明日が少し楽しみになるもの見つかるといいな…