みなさん、こんにちは。ジモトミンの村島由夏です。
芸術の秋!都内では至る所に美術館がありますが、松戸にも絵画などを観賞できる空間があるのをご存じでしょうか。
今回は、松戸市文化ホールで開催中の展覧会、「松戸あひる会絵画展」の様子を一緒に見ていきましょう!
(※以前投稿させていただいた記事、『【松戸】芸術の秋!絵画サークル「松戸あひる会」を覗いてみた』の人物画体験をさせていただいた絵画サークル「松戸あひる会」の絵画展の様子です。)
絵画展について
「松戸あひる会」では毎年秋に絵画展を開催しています。
今年はなんと63回目!詳細は以下の通り
会期:令和3年11月23日(火)祝日~令和3年11月28日(日) 10:00~18:00※
※初日は13:00~、最終日は~16:00まで
会場:松戸市松戸1307番地の1 松戸ビルヂング4階 松戸市文化ホール ギャラリー3
(ショッピングモール「キテミテマツド」の隣の建物です!)
展示内容:「松戸あひる会」の例会で描いた人物画の他に、各会員が自主制作した風景画や模写、静物画など
URL: 前回の記事『【松戸】芸術の秋!絵画サークル「松戸あひる会」を覗いてみた』はこちら
会場までの行き方
松戸駅西口から徒歩6分。
ショッピングモール「キテミテマツド」の隣にある、「松戸ビルヂング」(1Fはドコモショップ・献血ルーム、3Fはハローワーク松戸)。
エレベーターで4Fへ上がって、右に進むとホールがあります。
ホールの手前で左に折れると、ギャラリー3「松戸あひる会絵画展」の会場です。
展覧会の様子
会場には、油彩画やパステル画、水彩画など、さまざまな画材で描かれた絵画70点余りが飾られていました。
お客さんの出入りが多い時でも、ゆったりとした空間で、一つ一つの絵をじっくり見ながら、芸術の秋を堪能できます。
また、この会の作家さんたちに話しかけると、絵のこだわりや解説が聴けることも。
私も何名かの作家さんとお話ししてきましたよ。
水彩で風景を描く作家さん
会場の奥の方にある、小さな桜の絵に見惚れていると、作家の沼本さんが声をかけてくれました。
「この絵の場所には、桜だけでなくサクラソウが自生していて、まさに桃源郷だったんだ。」
と、桜とサクラソウがコラボレーションしていた田島ヶ原の一角についてお話を聞かせてくださいました。
また、その絵の向こうの右側には富士山が見えていたことや、一本の道と一本の榛の木をメインに描きたいと思って描いた話など、この絵を描いた作家さんにしかわからない様々な秘密を聞くことができました。
みなさんも、ご来場の際は、ぜひ沼本要七さんにお話を聞いてみてください!
URL: 「松戸あひる会」ホームページはこちら
不安定な心の中を絵で表現する作家さんも
「モデルさんを通して、自分の心境や迷いなどを描いています。」
と、説明してくださったのは、会員の中でも若手の作家、小野寺さん。
彼女からは、「心の中」というタイトルの絵について、自身がどんな心境で描いたのかという話を聞かせて頂きました。
「この先、どんな不安があっても、立ち上がらないといけない。でも足元が水の上のように不安定で、立ち上がるのが不安だから前に進めていない。ただ、行く先だけを見つめている今の自分の心境を表現しました。」
たしかに、背景にある木は頼りなく幹が細かったり、女性のスタイルがセクシーに大人っぽい割には顔が幼く描かれていてアンバランスだったり、気持ちの不安定さがにじみ出ているような気もします…。
一方で、絵の説明をしている小野寺さんの表情は終始にこやかで、いきいきとしていました。
この絵を描いている間の不安な気持ちを、どうやって明るく前向きに変えたのか、次お会いする際には聞いてみたいと思いました。
さいごに…
いかがでしたでしょうか。
展覧会の鑑賞は無料で、どなたでも気軽に見ることができます。すぐ近くにハローワーク松戸やショッピングモール「キテミテマツド」もあるので、仕事探しやお買い物ついでに立ち寄るのも◎。
今週~11月28日(日)までの開催と会期は短いため、お早めに行かれることをお勧めします。
松戸あひる会絵画展の会場「松戸市文化ホール」
- 〒271-0092 松戸市松戸1307番地の1 松戸ビルヂング4階
電話:047-367-7810
fax :047-360-0945
開館時間:午前10時から午後9時まで
休館日:月曜日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで) URL:https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/kaikan_hole/bunka-hole/index.html
★この記事が気になったり、いいね!と思ったらハートマークやお気に入りのボタンを押してくださいね。
※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミン村島由夏
生まれも育ちも出会いも住処も千葉県松戸市出身の松戸ラヴァー。実際に見て、行って、体験して、良いなあ!誰かにおすすめしたいな!というお気に入りスポットやお店、イベントなどを中心に記事を書こうと思います。