「そうだ常盤平へ行こう!」と思ったのは、家から北小金駅へと向かう本土寺参道のところどころに咲いている彼岸花をみて。
噂に聞く“彼岸花の寺”、祖光院。訪れようと思いながら、毎年先延ばしにしていたのですが、背中を押してくれたのは、ジモトミンとしての使命感?
秋の彼岸の頃に咲くことから名付けられたともいわれる彼岸花は、毒性があることから不吉な花のイメージもありますが、“天界の花”という意味を持つ曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の別名も。
森に迷い込む
地図アプリで見ると、自転車で24分。
彼岸の入りから2日目。昨日までの暑さが嘘のように、急に涼しくなったから、なんとかなるだろうとスタート。
でも、やっぱり小金原周辺の坂道はキツかった・・・
金ヶ作 熊野神社
小さな森(林?)を抜け、自然があふれる道を行きます。
道端に彼岸花が咲く方へ進むと、熊野神社が。
境内には誰もおらず、清々しい空気に満ちていました。
金ヶ作熊野神社の御祭神は、伊弉冉命(いざなみのみこと)、日本武命 (やまとたけるのみこと)。
こちらは熊野三山のひとつ、和歌山県の熊野本宮大社の分社です。
天明3年(1783年)、浅間山の大噴火による大量の火山灰の降灰で、田畑が大被害を蒙り、紀州和歌山の熊野本宮より御魂を拝受して、その名も熊野神社と称して祭神されたとのこと。
現在の建物は、平成7年に建て替えられたものだそうです。
URL: 新京成電鉄「常盤平駅」北口から徒歩約5分
彼岸花が植え始められたのは約30年前のこと
迷ったおかげで、熊野神社の参拝もできました。
さて、目的の祖光院はすぐ近くのよう。
江戸時代、天明年間に建立された、250年程の歴史を有する曹洞宗の寺院では、お彼岸参りの檀家さんに楽しんでもらおうと、平成5年頃より彼岸花を植え始めたそうです。
少しずつその数と面積を拡張し、品種を増やし、今や満開期には樹間を赤く染める景観をなす様に。
数万本あろうと思われる彼岸花に魅せられて、カメラで撮影する人も大勢いました。
この週末に出かけてみては?
開花時期は、例年9月下旬から10月上旬ですが、今年は開花が早かったようです。
台風14号の影響で、昨日まで風雨が強かったせいで、傾いている花も。
今週末はまだ間に合うと思うので、開花状況をチェックして出かけてみませんか?
URL: 開花状況は管理者である「石川園」のブログで確認できます
曹洞宗 金成山 祖光院
- ■鑑賞時間:9時~16時
■入場無料
■所在地:松戸市金ヶ作352
■アクセス:新京成線常盤平駅から徒歩約7分
■駐車場有り(開花期間中は境内地内の駐車スペースは使用禁止です)
※彼岸花鑑賞する場合は、寺入り口より100m程北寄りにある第2駐車場を利用できます
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この記事を書いたのは…
ジモトミンきたこ
松戸市在住。万年ダイエッターですが、おいしいものにはアンテナ立ててます! 地元のおいしいお店、スイーツ、季節を感じられるネタなど発信していきたいな。