こんにちは、ジモトミン・やまの ふゆかです。
先日「葉茶屋 寺田園」さんの取材に行ったとき、面白い取り組みを目にしたので、今回はそちらを紹介したいと思います!
電動キックボードの実証実験中
「葉茶屋 寺田園」に向かうため流山駅に降りたとき、向かいから電動キックボードに乗った女性が軽やかに登場しました。え?あれはなんだ…?
そう思っていざ「葉茶屋 寺田園」へ行ってみたところ、なんと流山市長が電動キックボードでやってきますよ~と言われ、さらに驚き!
今回なぜ市長が電動キックボードで登場したかには、理由がありました。2022年8月8日から流山本町地域で電動キックボードの実証実験を行っているのです。
電動キックボードというと、どこか近未来の移動手段というイメージがあったのですが、観光や生活にも活用できるんですね! 今回このサービスを提供しているBIRD JAPANの方に、導入の背景や乗り方などを伺いました。
導入のきっかけ
現在ベッドタウンをメインに“移動課題”に着目した展開を行っているBIRD JAPAN。人口が伸び、今注目を集めている流山市で、電動キックボードを導入することになったとのこと。
同社が経済産業省の産業競争力法に基づく新事業特例制度における認定を受けたことから、流山市と「電動キックボードを活用した観光まちづくりに関する連携協定」を結び、街の周遊手段としてのサービスをスタート。BIRD JAPANの代表の方はなんと流山市民だそうで、そんなこともきっかけのひとつだったとか。
電動キックボードは令和4年4月に道路交通法の一部が改正され、2年以内に16歳以上の方は運転免許不要でヘルメットの着用が努力義務となる予定とのこと。
現在は実証実験ということもあり、流山駅~平和台駅の間である流山1丁目~8丁目、加5丁目、加6丁目エリア限定で利用できます。また、駐車場となるポートはエリア内に4カ所(順次拡大予定)。
どうやって乗るの?利用料金は?
まず、ポートで手持ちのスマートフォンにアプリをダウンロード。乗車登録バナーをタップし、運転免許証を登録します。
次に支払い方法を登録し、交通ルールテストに合格すると、ライドの準備が完了。現在支払い方法はクレジットカード、Apple PayもしくはGooglePayです。
準備が整ったら、「ライドボタン」を押して、車両のQRコードを読み取ってスタート!
地面を2回蹴り、初速を付けるのがポイント。少し進んだら両足を前後にしてボードに載せ、その後はハンドルアクセルをゆっくり押して速度を出していきます。
最高速度は15km/h。ブレーキやウィンカーがあり、運転免許がないと乗ることができません。車と同じ扱いなので、飲酒運転や歩道走行は禁止です。
気になる料金は、ライド開始時に100円、その後1分ごとに10円です。
流山本町内のポートはこちら!
1.流鉄流山駅
2.流鉄平和台駅
3.一茶双樹記念館
4.葉茶屋 寺田園
キックボードで行ける範囲はエリア内のみ。エリア設定をしている場所があるので、ライド開始前にエリアの把握をしておくとスムーズに乗れます。
また、ピックアップしたポートに返す必要はなく、他のポートで乗り捨ても可能です。
詳しくはBIRD JAPANのホームページを確認してみて!
URL: BIRD JAPANホームページ
“白みりんの街・流山”のツーリズムのツールとして
1.5㎞の南北に長い流山本町。古民家を再生した施設が点在していて、歩いて回るのもいいけれど、もっと効率的に回遊できないかという思いがあったという井崎義治・流山市長。「電動キックボードでぜひいろんなところを回って、“白みりんの街・流山”を楽しんでほしいです」とおっしゃっていました。
この電動キックボードという乗り物はルールや法令が複雑。一番大切なことは、乗り方を良く理解し、正しく乗るということだそうです。現在は紹介した通り、非常に限られたエリアのみで利用することができるので、まずは正しい乗り方で“体験”することから始めてみてくださいね!
流山本町地域における電動キックボードの実証実験について(流山市ホームページ)
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※記事に掲載した内容は公開日時点の情報です。変更される場合がありますので、お出かけ、サービス利用の際はHP等で最新情報の確認をしてください
この記事を書いたのは…
ジモトミンやまのふゆか
新松戸歴30年以上。自分が育った街で子育て真っ最中♪ 自転車で、徒歩で、子どもと楽しめるところ、大人だけでも楽しめるところを日々探索中です。